香川県など18の都道府県に適用されていたまん延防止等重点措置が、3月22日で全面解除されました。
JR岡山駅では、旅行や出張など、人の流れに回復の兆しが見え始めています。
午前9時頃のJR岡山駅、新幹線の上りホームです。
スーツ姿で足早に列車に乗り込むビジネスマンや、大きなスーツケースを持った人など利用客の姿が見られます。
(名古屋へ帰省)
「まん延防止措置も解除されたから大丈夫かなという気持ち」
(京都へ観光)
「ずっと前から考えていた。まん延防止解除のニュースを聞いて、チャンスだと思って。いつまでも元気じゃないので」
JRによりますと、まん延防止措置の発令などの影響で、2022年に入っての新幹線の利用状況は、コロナ禍前の3割強から5割程度に落ち込みました。
それでも約2カ月半ぶりの全面解除で、一部列車の指定席がほぼ満席になるなど、回復の兆しが見え始めています。
(JR西日本岡山支社広報室 高原晃室長)
「これから春休みシーズン、新年度を迎えて、大きく人が移動する時期になる。より多くの人に利用してもらえればと期待している」
3月22日から全面解除されたまん延防止措置。落ち込んだ経済の回復に向けた「第一便」は上々の滑り出しとなりました。