夫にとって、どうにも理不尽に感じる妻との上手な付き合い方を学べると話題になり、40万部を売り上げた「妻のトリセツ」から1年。

今度は、妻たち待望の「夫のトリセツ」が発売された。

すでに10万部を売り上げている、今、注目の本。

その著者を、結婚7年目の石本沙織キャスターが訪ねた。

人工知能研究者・黒川伊保子さん(59)「まず、男性脳と女性脳、生理学的に違うのか違わないのか。男女の脳は違わない。ただ、事が起こって脳が緊張したとき、とっさに取る手段が真逆になる」

人工知能研究者の黒川伊保子さんは、研究の過程で、男性と女性ではコミュニケーションに解釈のずれが起こることに気づいた。

黒川さん「(男性は)悪気はないし、ただただ誠実なんですよ」

夫と上手に向き合うためには、どうするのが良いのか。

例えば、気が利かない夫の場合。

黒川さん「仕分けがあるってことを認知してない。(目の前で)奥さんがアレしてコレしてバタバタ動いてるのは、カフェで外(の車)を眺めている状態」

その昔、狩りをしてきた男性は、遠くにいる獲物に意識を向けることは得意だが、近くで起こっていることには全く意識が働かないのだという。

黒川流、気が利かない夫のトリセツは...。

黒川さん「やってほしいことを、はっきり簡潔に言う。ふんわり言って察してもらうのが女性のコミュニケーションスタイルなんだけど、それを期待すると、大抵裏切られる」

気が利かない夫のトリセツ。
「夫には、妻の行動を察することはできない。具体的にリクエストしよう」。

さらに、話を聞いてない夫の場合。

黒川さん「男性脳は、音声認識の機能を切る瞬間がある。相手の言葉を、モスキートーンのように聞いている」

その昔、狩りをしてきた男性は、かすかな獲物の気配を感じ取ろうとしているので、急に話しかけられても音声認識のスイッチが入っていないのだという。

黒川流、話を聞いていない夫のトリセツ。
「その1、夫の視界に入るところまで行って名前を呼ぶ。その2、2~3秒待ってから本題に入る」。

黒川さん「夫にしてみたら、目の前の妻が急に不機嫌と思ってるだけ。大体、女性の方が家の中での気の利き方はハンパないので、(夫には)ルールを決めて、それをやってもらう。ルールを決めたら、本当に切ないくらい順守してくれる。頼りになるから、やってみてほしい」