東京・お台場海浜公園に1万5千人が大集合。

5月26日に行われた未来型エンターテインメント「STAR ISLAND 2018」。

花火とエンターテインメントを融合させた新しい形のイベントだ。

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最高5万円!全席有料にして運営費の一部をチケット代で

会場にやってきた人たちが手にしているチケットには「1万円」や「5万円」と驚きの値段が書かれている。

実はこのイベント、花火を見るために8千円から5万円のチケットを購入する必要があるという。

自治体などが行う花火大会は、広告費や寄付などで運営しているため大半は無料で見ることができるが、近年、続々と中止に追い込まれている。

その理由としては、打ち上げ花火の他にも大勢の警備員の確保や膨大な運営費がかかり、資金難に陥る大会が増加したからだ。

このイベントも2~3億円もの運営費が必要になるため、全席有料にして運営費の一部をチケット代でまかなっている。

会場は金額別に6種類あり、8千円や1万円のシートのほかに2人で3万円のペアシートや、家のように寝転んで花火を見ることができる2人で4万円の席もある。

そして、一番高額で2人で5万円の席は夕食付の「ディナーシート」。

ディナープレートとシャンパンがセットになり、食事を楽しみながら花火を見ることができる贅沢な席だ。

“有料花火イベント”お客さんの満足度は?

では、この“未来型の花火イベント”は本当に金額に見合うショーなのか。

音楽に合わせて打ち上げられる迫力満点の花火や、パフォーマンスと花火が連動しているなど、圧倒される演出の数々がショーの開始と同時に次々と展開される。

炎を使った演目では、花火に会わせて砂浜から炎が上がり、火をつけた棒を豪快に振り回したパフォーマーが大量の火の粉を飛ばした。

「白鳥の湖」の音楽が流れると、それに合わせてバレエダンサーが華麗に舞ったり、ポールダンスも行われたり、花火が打ちあがる上空だけではなくステージにも注目が集まる。

会場内には11か所のステージが設置され、どの席からもショーが見えるような仕掛けとなっている。

さらに、1時間半のショーで一番盛り上がったのは、観客たちがパフォーマーの一員となり、会場を光るリストバンドで揺らして、会場と観客たちが一体となったとき。

入場時に配られる、音と連動して光るリストバンドで、観客たちは体を揺らしならがブンブンと振り回していた。

イベント終了後の観客たちは「音楽と一緒に連動していくのが、すごくグッときました」や「音楽がかかった瞬間に踊り出しました。お金に変えられないものを見せてもらいました」など興奮気味に話した。

さらに、60代の男性は「今まで長く生きてきてこんな雰囲気の花火は初めて見ました」と満足げな様子。

このイベントをプロデュースした小橋賢児さんは
「花火もそうだと思いますが、伝統を守るだけでいいのかという気持ちがあります。テクノロジーなどを紡ぎ合わせてアップデートすることによって、今の時代の人たちが見ても新しい体験みたいなものを創造できたら」と話した。

(「めざましテレビ」『スゴ撮』5月28日放送分より)