ロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、避難者らを支援しようと、岡山市の国際医療ボランティア団体、AMDAは合同医療チームを結成し、医師などをウクライナの隣の国、ハンガリーへ派遣しました。
ハンガリーへ向かうのは岡山市のAMDAと徳島県のTICOによる合同医療チームの医師と看護師、調整員2人の、合わせて4人です。
現地で情報収集を行い、感染症対策や母子の健康チェックといった必要な医療支援などを行います。
ロシア軍による軍事侵攻が進むウクライナでは市民など数多くの犠牲者が出ているほか、戦闘から逃れようと、数多くの避難者が出ていて、AMDAによりますとハンガリーには20万人ほどの市民らが避難しているということです。
(TICO 吉田修医師)
「今やらないでいつやるんだっていう感じですよね。たくさんの人が日本人の方々も何かしたいと思っているのはひしひしと感じますよね、代表としてやってまいります」
(AMDA 松本圭古看護師)
「非常事態ですので一番弱い立場の人がさらに困難な状況になることが考えられますのでそちらの方に注意して目を向けていきたいと思っております」
AMDAでは現地時間の3月7日、オランダ在住の医師をハンガリーに派遣していて、合同医療チームは到着後に現地で合流して活動するということです。