感染者が減少傾向の岡山県に対し、高止まりが続く香川県。まん延防止等重点措置をめぐる判断も分かれました。
岡山県は3月6日での解除が決まる見通しで、飲食店への営業時間の短縮要請が終了します。
政府は4日午前、専門家の分科会を開き、岡山を含む13の県のまん延防止措置の解除と、香川を含む18の都道府県の3月21日までの延長を諮り、了承されました。
これを受け岡山県は対策本部会議を開き、県全域を対象に行っている飲食店への時短要請を6日で終了することを決めました。
また、3月31日までを「オミクロン株リバウンド防止特別対策期間」とし、県民に基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけるほか、クラスターが頻発する高齢者施設や障害者施設の職員を対象に、1週間から2週間に1回程度、定期的に抗原検査を行います。
(岡山県 伊原木隆太知事)「状況が良くなって解除するわけでない。何とか他の対策を総動員すれば 、飲食店の時短に頼らず抑え込めるのではないか。引き続き慎重に対策を守ってほしい」