「まん延防止」期限まで1週間 感染収束は?医療現場は?最前線の医師に聞く【岡山】

岡山県のまん延防止等重点措置は、延長期間に入って1週間が経ちました。

感染は収束に向かうのか?医療の現場の状況は?最前線で対応する医師に聞きました。

厳重に管理された新型コロナ病棟。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二部長)
「今はちょうどいなくなったところ」

2月28日患者1人が退院し、約2ヵ月ぶりに入院患者がゼロになりました。

岡山県北の拠点病院、津山市の津山中央病院です。

第6波では一時、60%ほどになった病床使用率は、2月中旬頃から下がってきました。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二部長)
「地域全体で診ていたので、いろんな病院が役割をよく担ってくれた。協力し合いながらベッドを ひっ迫させなかった」

一方、県全体に目を向けると、2月22日時点の病床使用率は49.1%。3週ぶりに50%を下回ったものの、油断できない状況が続いています。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二部長)
「地域によっては、多くの患者が一気に発生してしまうと、肺炎の中等症以上の人が絶対数として増えてしまうので、エリアによっては、患者数がピークアウトしたといっても、医療のひっ迫具合が変わらないエリアがたくさんある」

新規感染者数のデータがそれを示していました。

2月20日以降を見ると、県全体では前の週の同じ曜日を上回ったのは1日のみ。

一方、例えば倉敷市では、28日まで3日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二部長)
「難しくしているのは感染力の強さと、予防できると思っていたワクチンの有効性が思ったより低く出ていること」

こうした中、まん延防止等重点措置は期限まで1週間を切り、その先には春休みなど人の移動が増える時期がやってきます。

藤田医師が強調するのは基本の対策の徹底です。

(津山中央病院感染症内科 藤田浩二部長)
「いろいろ動いてしまえば、無防備に久しぶりに話が弾んで、お茶もするだろうし、ご飯も食べるなど、飲み食いすると思う。そこが(感染に)連動するので、その連動を断ち切るという意味で、個人防護をしっかりして、無防備に人と会わないということだけやってほしい」

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