香川でも初めて確認されたオミクロン株の派生型「BA.2」(ステルスオミクロン)。東京や大阪などでは市中感染も確認されています。
今後拡大する事はあるのか?そして私たちがこれから気をつける事は?専門家に聞きました。
BA.2は、現在流行しているオミクロン株BA.1が変異したものです。
首都圏や関西、そして、香川県でも1月2件が確認されています。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「(Q.BA.2の特徴は?)感染力が2割増し。症状はBA.1と大差がない。発熱、肺に行きにくい、咽頭部で色々な悪さをする。喉がかなり痛いという症状が多い」
「(Q. 今後拡大する可能性は?)拡大の程度は一定数に留まる。デルタ株からオミクロン株への 置き換えは非常に早かったが、イギリスのデータを見ると、元祖オミクロンの半分位で横ばい、数で言えば桁がいくつも違う。感染がどんどん広がるという事でもなさそう」
勝田教授はこう話し、BA.2による大きな波はないとみています。
新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が進む中、今後私たちが気をつける事は…
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「ワクチンが一番大事だが、3回目接種しても ウイルスに多くさらされれば、一定数のブレイクスルー感染は起こる。抗体があれば重症化予防はできるが、大量のウイルスを入れない事が大事。マスクをしっかりする事が大事。全ての規制を撤廃した国は、感染者が増えている。4、5回目のワクチン接種が必要になっている。マスクを継続し、ソーシャルディスタンスを」