「コロナ禍で作戦を込めた予算」 アート+県産品販売支援…アフターコロナ見据え動く岡山県 【岡山】

2022年度当初予算案から注目の事業などについてお伝えします。岡山県では、アフターコロナを見据えた新規事業が盛り込まれました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「コロナに負けないための予算、コロナに対応しつつも、コロナ以外のところにも目を配った予算だと思っています。」

伊原木知事がこう思いを語った予算案。一般会計の総額は7634億円余りとなりました。新型コロナ対策や社会保障関係費がふくらみ4年連続の増額です。一方、67億円の財源不足が見込まれ、県の貯金にあたる財政調整基金を取り崩して対応します。

(新田俊介記者)
「厳しい予算編成の中で新型コロナ以外にも目を配ったと話した伊原木知事。その1つが2022年度立ち上げる、ポストコロナ観光振興事業です。」

この事業の柱の1つが、県北で展開するアートプロジェクトです。

現在、美作市で行われている県外の作家の滞在型制作など、県北ではここ数年、アートを通じた地域の活性化が進んでいます。

それを発展させようと、数ヵ所の拠点施設に現代アートなどを展示するイベントを2024年、開催する予定で、2022年度はコンセプトの検討や出展するアーティストの選定に着手します。

(造形作家 徳持耕一郎さん)
「北部を盛り上げようという機運や動きは県外から来てもひしひしと感じる。今の社会にとって必要とされていると思う。」

そして新型コロナの影響で落ち込んだ県産品の販売支援も。商談会の開催や、国の内外のバイヤーが集う大規模展示会への出展を支援します。

岡山県産業振興財団が2021年、県内の企業を対象に行ったアンケートで「ポストコロナを見据え今後行いたい取組」を尋ねたところ、販路開拓、販売促進はトップで、ニーズに応え立ち上げる事業です。

また、県全域で公共交通の利用実態を調べる「パーソントリップ調査事業」には知事査定で1600万円余りを積み増し。新型コロナで打撃を受けた公共交通事業者の的確な支援へ、まずは移動のニーズを把握します。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「人が動いていないからこそできた時期にすべきことをできたなというふうに振り返ることができるように、いろいろ知恵を絞ったつもりです。コロナを言い訳にしない、そういった作戦を込めた予算。」

(新田俊介記者)
「アフターコロナに向け種をまく数々の事業。知事の作戦がどんな成果を生むのか、私たち県民は注視していく必要があります。」

岡山放送
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