2018年最大の上場

フリーマーケットアプリを展開するメルカリが19日、東証マザーズ市場に株式を上場し、時価総額は7,100億円超え、2018年最大の上場となった。

国内外から買い注文が殺到して、値が付かない状況が続き、19日午前11時すぎ、公開価格を大きく上回る5,000円で初値が付いた。

株価は一時、6,000円まで上がったものの、終値は5,300円だった。

終値ベースの時価総額は、7,100億円を超え、2018年最大の上場になった。

メルカリ・山田 進太郎会長は、「海外のテックジャイアントと言われているようなアマゾン・Google・フェイスブックが一つのモデルになってくるかなと」と話した。

メルカリは、上場で調達した資金 約1,300億円を、アメリカでの事業拡大などに投資する方針。

今回の上場について、経営コンサルタントの松江英夫氏は、「画期的なケースだと思う。時価総額が10億ドルを超える未上場の企業のことを『ユニコーン企業』と最近いうが、日本には2つしかなかった。その1つがメルカリで、今回上場したことで先駆的な例と言える」と話す。

カスタマーのやりやすさを追求したビジネスモデル

そして、メルカリの成功については、理由が2つあるという。

「1つはユニークなビジネスモデル。C to C(個人同士のやりとり)を主に中古品マーケットの中でビジネス展開しているが、その中でも徹底的にカスタマーに拘ってビジネスを作っていった。スマホの登録を簡単にしたり、出品をしやすくしたり、固定の値段で取り引きできるようにしたり、決済スピードを速くしたりなど、カスタマーのやりやすさを追求したビジネスモデル」

「もう一つは“グローバル”を最初から目指して取り組んできたことが大きい。日本のマーケットモデルをそのまま輸出するのは難しく、かなりのチャレンジだが、最初からグローバルに行くんだと直結した発想の中で展開していった点が、今後さらに成長するのではないかという期待感になったと思う」と指摘する。

(「プライムニュースα」6月19日放送分)