長野市で新たに2人の「新型コロナウイルス」の感染者が確認されました。2人は従業員の感染が確認されている権堂町の飲食店のスタッフで市は「クラスター発生の恐れがある」として、店を訪れた人は保健所に相談するよう呼びかけています。

感染が確認された2人は、10日に従業員の感染が確認された権堂町の飲食店「林檎館」のスタッフです。

このうち20代女性は、先月29日から30日に東京を訪れ、今月1日に倦怠感などの症状が出ました。ただ、女性は症状が出た後も5日間勤務していたということです。

市は、女性が不特定の人と接触した可能性があるとして女性が勤務していた1日、3日、4日、7日、8日に「林檎館」を訪れた人は、保健所に相談するよう呼びかけています。

長野市の会見:

「“クラスター”になることを踏まえて、しっかり健康観察・検査を行う必要がある。特定されていない利用者には、ぜひ保健所に相談をお願いしたい」

市は、この女性から感染が広がったとみています。現段階で職場スタッフ29人が濃厚接触者でこのうち18人は、10日に確認された男性の濃厚接触者と同じだということです。

一方、30代の男性については、11日に37度台の発熱があり、翌日に検体を採取、きょう「陽性」が判明しました。現段階で濃厚接触者はいないということです。

また、10日に感染が確認された30代男性の同居家族は、検査の結果「陰性」でした。

長野市保健所には、林檎館の従業員の感染がわかった10日以降相談が増えています。10日に168件、きょうも100件を超える相談がありました。ただ「店を訪れた」という人は13日現在で11人と少なめです。

長野市保健所・小林良清所長:

「7、8日の利用者だけでも(これまで相談あった)11人は少ない。保健所の健康観察の枠に入ってこない人が一般の地域で、その人を起点とする感染が十分あり得る。不特定の人がまだいることに危機感ある」

きょう県内では、そのほか5人の感染者が発生し、1日で7人の感染が確認されました。

県内での感染者は累計で36人となりました。(4人退院)