今年3月、大阪・堺市にある実家のトイレで遺体となって発見された足立聖光さん(当時40)。
死因は一酸化炭素中毒、トイレのタンクの上には、鍋に入った練炭が置かれ遺書もあったことから、事件発生当時は自殺とみられていたが…

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21日、実の姉である足立朱美容疑者(44)が、自殺を装い弟・聖光さんを殺害した疑いで逮捕、送検された。

逮捕のきっかけとなったのは、聖光さんが書いたとされていた遺書。
警察によると朱美容疑者は、この遺書を偽造していた疑いがもたれている。『直撃LIVEグッディ!』では、この遺書の内容を徹底検証。

遺書には朱美容疑者を褒め称える内容が…

朱美、何かとお前には助けられてきたのに、俺が傲慢になりすぎて、こんな結果になって、結局お前に一番負担をかけることになった。ごめん。

みんなのことを助けられるのは、お前しかいてない。実は、一番お前にみんなが頼っていたし。


安藤優子:
当初亡くなった聖光さんは、自殺ということで警察は片付けようとしていたんですが、(亡くなった聖光さんの)奥様が異変を察知して、とにかく解剖をしてくれということから始まって、今回の事件へと発展したということですよね。

広瀬修一フィールドキャスター:
朱美容疑者は、弟の聖光さんを自殺に見せかけるために、さまざまな偽造や偽装をしていたとみられるんですね。そのうちの一つが遺書なんです。なんといっても朱美容疑者について、かなり褒め称える内容が書いてあるんです。

岩下尚史さん(作家):
だから疑われているんですよ、きっとね。もしこれが容疑者が書いたものなら、自分の気持ちなんでしょうね。認めてもらいたかったんでしょう。

吉川祐二氏(元警視庁刑事):
通常これから死のうという状態ですから、そこまで細かくは書かないですし、この内容というのがお姉さんをすごく褒め称えている。ですから、これは先ほど(岩下さんが)おっしゃったように、書いた人の気持ちがここに出ているということは十分考えられる。イコールお姉さんが書いた可能性がかなり高いということになります。

安藤:
これが朱美容疑者が書いたものとするんであれば、自殺と見せかける細工をするところの、とどめみたいなところもあると思うんですよ。そのためには、自分がものすごくいい人にならなきゃいけないっていうのが、ここに出ている賛辞に満ち満ちた文章。

吉川氏:
偽造したのであれば、そこに殺害をした犯人の動機というものが見えて来る場合もありますよね。

一同:
あ~。

父は脳死状態…遺書には父への懺悔と告白も

俺はおとんにインスリンを打った。黙ってればわからへんと思って、一切態度には出さんようにしてたけど(中略)朱美は勘が鋭いからばれるんちゃうかとか。

ネットでいろいろ調べて、低血糖昏睡は脳死って書いてたから、ガンで苦しむより、脳死の方が楽やろうと。

早かれ遅かれ死ぬつもりやったけど、それも怖くて。

皆の前では普通にしてきたつもりやけど、もう良心の呵責に耐えられへん。

あの時は妬みしかなくて、家のローンを払ったるとか、車を買ったり、ほんま妬んでいた

 

実は、朱美容疑者の父親は、今年1月20日インスリンの多量摂取による低血糖で緊急搬送され、その6日後にも全く同じ症状で緊急搬送。現在も脳死状態で入院生活が続いているという。

 
安藤:
このインスリンを打ったというのは、インスリンを打った本人にしか分からない内容ですよね。

吉川氏:
いわゆる秘密の暴露的な部分になると思いますね。

安藤:
本当に朱美容疑者が書いたなら、かなりずさんですね。
 
吉川氏:
あまり先を考えないで、この文章を作成したということだと思いますね。

安藤:
でも(自分を容疑者から)外すために書いた割には、犯人しか知りえないことを書いちゃったっていう、なんか滑稽でもありますよね。

吉川氏:
書いた段階では、犯人しか知りえないことを(聖光さんが)知っているんだよ。という意味合いで書いたんだと思いますね。

安藤:
はっはー。

吉川氏:
それを書いたから、この人が犯人なんだよ。ということを言いたかったんではないでしょうか。

安藤:
そういうことですね。


(「直撃LIVE グッディ!」6月22日放送分より)