スタッフ「よろしくおねがいします」
社員①「人事部の金田です」
社員②「人事部の來島です」
社員③「人事部の室山です」
スタッフ「みなさん人事部なんですね」
社員①「社員全員が人事部です」

全員が人事部 会社のじぶんごと化

ウェブサービスの制作やゲーム制作を中心に、ウエディングや住宅事業なども行う「面白法人カヤック」。

その名の通りこちらの事業では面白い取り組みをいくつも行っていて、例えば・・・


サイコロを振って出た数字でその月の給与を決める、エイプリルフールには経歴を詐称したウソの履歴書で本当の採用を行うなど。

そんな取り組みの一つが「社員全員人事部」

社員は通常通り企画部や技術部など様々な部署に所属した上で、更に全員が人事部に所属している。

面白法人カヤック広報・人事部 金田裕理さん

「管理本部の人事部には人を増やせない事情がありました。そこのコストを増やせないのであれば今いる人員を活用しようと」

コストはかけずに人事部を増やす手段として、約300人の全社員を人事部にしてしまうという発想。これが社員たちにある変化をもたらした。


社員④(左の女性)「私が彼女を紹介しました。今までは(新人が)来てよろしくねという感じだったんですが、最近だと『この友達がいい感じだよ』とか『前職の人が今就職活動してて』とか話すようになりました」


社員⑤(右の男性)「私が飯村さんを紹介しました。普段働いている時って、組織を作るとか人事的な視点でものを考える事ってあまりないとおもうんですけど、何かとそういうことを意識するようになって、例えば人手が足りなくて辛い時も『じゃあ誘っちゃえばいいじゃん』という一個ポジティブな選択肢が増えたかなという印象です」

社員⑥(左の男性)「肩書とかで自分事になるのかなって思います」

人事部に所属したことで社員が一緒に働きたい人を積極的に探したり紹介するようになった。

面白法人カヤック 広報・人事部 金田裕理さん

「採用コストが20%下がりました。全員人事部という肩書が名刺についたことや事例が出たことによってみんな人事部として本当に誰と一緒に働きたいのかというところは意識して普段からいろんな人と接したりとか、働く中でも自分が一緒に働きたい人ってどんな人だろうと考えるようになったと思います」

全員人事部はコスト削減だけではなく、社員が会社を自分事として考える機会となった。

(「プライムニュース α」6月22日放送分)