ニュースのキーワードをコンパクトにひもとく、「3分ではてな」。

18日は、「金曜特別編」。

中学受験に向けて、今、頑張っている真っ最中の小学生の皆さん必見。

そして、一般教養を高めたい大人も使える知識を紹介する。

問題と解説は、大手進学塾「サピックス」の社会科の玉井滋雄先生が作成。

18日の問題はこちら、「()に当てはまる語句を答えなさい」。

「2019年のノーベル化学賞は『()電池』の開発を通じて、世界の人々の生活を大きく変え、ITの普及による産業の発展に貢献した日本の吉野彰氏ら3人に授与されることが発表されました」

大変フレッシュな話題。

正解は「リチウムイオン」電池。

1990年代に製品化されたリチウムイオン電池だが、今では暮らしに欠かせないものとなっている。

皆さんが持っているスマートフォンも、リチウムイオン電池が使われていると思うが、携帯の電池といえば、充電。

携帯の充電というのは、どのぐらいのタイミングで行っているだろうか。

電池がまだ残っていても、そこから充電することができるのは、当たり前のようなことだが、継ぎ足し充電といって、これができるのもリチウムイオン電池ならでは。

リチウムイオン電池が登場する前の充電型電池の中には、使い切らないうちに充電を繰り返していくと、だんだん使用できる時間が減ってしまうものがあった。

つまり、すぐに充電切れ、電池切れになってしまう。

その点、このリチウムイオン電池は継ぎ足し充電をしても、使用時間がほとんど減らないという利点がある。

しかも、小型で軽量。

このため、携帯電話やノートパソコン、スマートフォンなどに使われるようになり、さらに、このことがIT産業の発展を促して、生活を大きく変えたということになる。

特に顕著なのが、発展途上国。

インターネットの環境が整うことで、世界中とつながるようになった。

情報格差が縮まるということで、SNSなどで人がつながることで、例えばデモの呼びかけであるとか、独裁政権を倒すなどといったことも起こった。

本当に人々の距離が縮まった、地球の距離感が縮まったと感じることが多い。

また、高出力という長所を生かして、ハイブリッドカーや電気自動車でも使われ始めている。

地球温暖化が深刻化している。

こうしたエコカーの需要が高まっているため、リチウムイオン電池の存在感はますます高まっているという。