「はやぶさ2」約3年半かけて小惑星リュウグウに到着

2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」が、約3年半をかけて、地球から約3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」の上空20キロメートル地点に6月27日午前9時35分に到着した。

なぜ、遠く離れた惑星「リュウグウ」に約3年半もかけて、探査機を出したのか。
実はある“玉手箱”を見つけに行くというのだ。
どんな玉手箱なのかフォーカスする。

リュウグウから持ち帰ろうとしている“玉手箱”とは…

日本は8年前に初代の「はやぶさ」が、小惑星「イトカワ」から世界で初めて微粒子を地球に持ち帰ったが、この惑星は「S型」というタイプの水分を含まない、主に岩石でできたものだった。

しかし、今回の「リュウグウ」は、炭素を含むと考えられる有機物や水を含む「C型」というタイプの鉱物が含まれているとみられている。

リュウグウから持ち帰ろうとしている“玉手箱”とはズバリ、この水と有機物だ。

生命の元になるこの2つを弾丸発射装置を使い採取する予定。
そして、この水や有機物がこれまで地球に落ちたことがある隕石と同じ成分を含むものなのかどうかを調査する。

生命誕生のルーツ解明に期待

地球の生命のルーツはリュウグウのような小惑星の衝突によってもたらされたという仮説もあり、それを解明するのが目的なのだ。
地球に生命が誕生したルーツを、まさに玉手箱を開けるように解明できるのではないかと期待が高まっている。

(プライムニュース デイズ 6月27日放送分より)