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16日のテーマは、「通電火災」。

これから、十分に気を付けなくてはいけないのが、通電火災。

千葉県の台風15号による停電が解消した地区で、少なくとも2件の火災が起きているが、その原因と考えられているのが通電火災。

これは、停電のあと、電気が復旧したあとに起きる火災。

どんなことが原因で起きるかだが、スイッチが入ったまま倒れた電気器具に通電して発火してしまう。
あるいは、雨にぬれた電気器具に通電して発火する。

また、壊れたコンセントや断線した電気配線に通電して、火花が散って引火して発火などが考えられる。

15日の千葉市中央区の住宅火災も、停電から復旧したあとに火災が起きていて、警察は、配線の破損部分から出火したのではないかと調べている。

(通電火災は、阪神・淡路大震災ですごく注目されたワード)
そこから注目されているが、阪神・淡路大震災の時にも、原因が特定された火災のうち、およそ6割は通電火災によるもの。

この時考えられたケースは、電気ストーブ、または観賞魚用のヒーター、そしてオーブントースターなどの電熱器具による出火。

または、地震によって傷ついてしまった配線がショートして、ほこりがついて着火。

また、ガス漏れに原因があり、そして引火した事例などが考えられている。

(今まさに千葉の皆さんは、少しずつ電力が復旧している場所があると思うが、注意しなければいけないところや防ぐ手だては何か?)
一番大事なのは、どうやったら防げるかだが、まず停電が復旧する前にすべきこと。

まずは、分電盤の全部のブレーカーをオフにする。

そして、全部の電気機器などのスイッチも切る。

そしてプラグを1つずつ、コンセントから抜くという作業が大切。

電気が復旧したあとすべきことは、まずは、ブレーカーを上げてオンにする。

そして、電気機器のプラグも1台ずつコンセントに差して、どういう状況かというのを確認する。

この時に、異常な音や異臭がした場合は、直ちに使用を中止することが大切。

また、避難する場合にも、必ず家のブレーカーを落としてから自宅を離れていただきたい。

今テレビをご覧の方でも、被災地に知り合いがいる人は、ぜひこの情報、通電火災をどうやったら防げるかを伝えていただきたい。

(必ずブレーカーを落とすということ)
そこからです。

(ただ、停電から復旧してくると、いち早く電気がついてほしいという思いもあって、『ブレーカーを落とすのは...』という気持ちもわかるが...)
フジテレビ・風間晋解説委員「本当にそうなんですけれども、電気が通じた時が危ないということなので。地震の場合には、揺れを感知してブレーカーが自動的に落ちる『感震ブレーカー』があって、一部の自治体は、普及を促すため補助金を出していたりするんですよね。これからは、揺れだけではなく、配電盤から電気がこない、つまり停電になったらブレーカーがドンと落ちちゃうっていう、そういうシステムを考える必要があるのかなと思いますね」

(自動で落ちるということにしないと...)
フジテレビ・風間晋解説委員「とりあえずブレーカーがオフになっててくれないと。通電火災の危険はあるわけじゃないですか」

とにかく、ブレーカーを落とすということ、ここを覚えていただきたい。