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30日のテーマは「平均寿命」。

30日、厚生労働省から、2018年の日本人の平均寿命が発表された。

それによると、女性は87.32歳、男性は81.25歳と、いずれも過去最高を記録した。

よく使う平均寿命という言葉だが、いったいどんな値なのか。
これについて、思い違いをしている人が多いかもしれない。

これは、2018年に亡くなった方の年齢を平均して出しているものではない。

亡くなった方の平均ではなく、実は、2018年に生まれた0歳の子どもの平均余命を指す。
2018年に生まれた男の子が、このあと81.25歳まで生きるというのが、この平均寿命を指す。

日本は長寿の国といわれているが、実際のところはどうなのか。

国や地域によって算出方法は違うが、男性は3位、そして女性は2位。

男性の1位は、実は香港。
そして女性の1位は、こちらも香港。

かつて香港は、平均寿命は高くなかったが、その結果、香港政府は健康促進のプロジェクトを老若男女問わず行った。

例えば、屋内の喫煙禁止区域を拡大して、違反者には罰金を科すなど、厳しく喫煙を取り締まった。

また、高齢者のためには、いろんな施策がある。

例えば、「長者カード」というものを発行している。

65歳以上になるともらえるカードで、これがあると、交通機関や病院やスーパーで割引をしてもらうことができる。
また、銀行などでは商品券をもらえるといったように、高齢者の方にとって生きやすいということを、社会が下支えしている。

だからこそ、香港が徐々に長寿世界一になってきているのかもしれない。