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17日のテーマは、注意が必要な感染病「手足口病」。

「手足口病」は今、流行している。
7月1日から7日の患者数は、3万人を超えた。

これは、先週の報告からいきなり1万人ほど急に増え、この時期としては過去20年で一番多い。

この「手足口病」、いったいどんな病気かというと、ウイルスによって感染が起きる感染症。

症状としては、口の中、手のひら、足の裏などに発疹が現れて、水疱(すいほう)化することもある。

また、およそ3割は発熱することもあるが、これは数日間で治る場合が多いという。

また、感染する患者さんのおよそ9割が5歳以下の乳幼児に多いため、子どもがよくかかる夏風邪の一種と思っている人も多いとみられるが、大人がかかることもあり、大人がかかった場合は症状が重く出るというのも、この「手足口病」の特徴。

症状の出方は、より大人の場合は大変だという証言がある。

ネットなどでも、「大人の手足口病はまじで地獄。激痛で歩けない。箸持てない。シャワーすら大変」、「喉全体が口内炎って感じで水を飲むのが限界」などといった声が聞かれ、脱水などを起こさないようにするのも大変だという。

感染症にくわしい医師、江北ファミリークリニック・杉村久理院長によると、「大人は子どもより症状が重く出るケースが多い。一番は発疹の強い痛みで、足の裏に出た場合などは歩けないくらいの痛みがあることも」という。

子どもの時に1回かかっておけば免疫ができて大人になったらかかりにくいと思いきや、子どものころに発症して免疫ができても、大人になっても何度もかかるケースもある。

というのも、「手足口病」にはウイルスがたくさんあり、特効薬もないというのも特徴。

また、合併症の危険もあり、髄膜炎や脳炎などに至るケースもあるので、こういったところも注意が必要となる。

どうやってかからないようにするかだが、感染経路から見ていくと、せきやくしゃみなどの「飛沫(ひまつ)感染」、また「接触感染」がある。

子どもなどの場合は、例えば、唾液がついたようなおもちゃを一緒に触ってしまうことで感染することもある。

そのため、ここを防いでいくためには、対策としてオーソドックスだが、手洗い・うがいを丁寧にやること。
そして、子どもがかかった場合などは、マスクを着用することも有効になってくる。

そして、夏ならではの気をつけたいことがある。
免疫力が落ちるとかかりやすくなるため、日焼けをすることに注意が必要となる。

プールや海など行くときでも、長時間は気をつける必要がある。