プロ野球の開幕、Jリーグの再開はいつ?

感染症が専門の東北大学・名誉教授で、東北医科薬科大学特任教授の賀来満夫先生に新型コロナウイルスのプロスポーツ界への影響についてお話しを伺う。

寺田早輪子アナウンサー:
プロスポーツ界への影響について伺っていきます。プロ野球は開幕時期、Jリーグは再開時期が白紙の状態ということになっております。新しい情報ではJリーグが5月27日までの公式戦の開催の延期を決めています。影響が深刻ですけど、この連絡会議の座長も賀来先生が務めていますが、改めて再開時期、開幕時期はいつになる見通しでしょうか?

賀来満夫先生:
非常事態宣言が出て、一カ月でピークアウトして下がってきたら、5月の連休明けですよね。ただ、なかなかゼロにはなりません。あと一カ月半としても5月の中旬ですよね。プロ野球、Jリーグとも5月の末までは開催ができないと思います。ですから、5月27日にJリーグが決めたというのは、私は妥当だと思います

寺田早輪子アナウンサー:
5月末まで待って、さあ、再開だとなった場合に観客は球場にいけるのでしょうか?

賀来満夫先生:
まだ行けないと思います。そこに数万人が集まると、そこで感染が起こると取り返しがつかなくなりますから、まずは、無観客で開始する。そこで様子をみながら観客を増やしていく。応援も、今までのようにウワ~っと声を出すと、うつるかもしれない。だから、応援の仕方も考えないといけない

寺田早輪子アナウンサー:
スポーツの在り方も大きく変える感染の拡大ですよね

賀来満夫先生:
大きく変わると思います

寺田早輪子アナウンサー:
そして、学校についてお伺いします。宮城県内では学校を再開した地域と、さらに休校を決めた地域と、判断が地域によって分かれました。これについては?

賀来満夫先生:
感染が起こっている地域が、少し地域差がある。これがピークが下がってくれば、一気に同時に学校が開けるんですね。だけど、もし感染が広がってきたら、また柔軟に考えていかないといけない。今後の感染の動向を是非注意していかないといけないと思います

寺田早輪子アナウンサー:
子供たちを守るためにも学校が再開したところでは、どんな所に気を付けていってほしいとおもいますか?

賀来満夫先生:
感染の予防。手洗い、マスクをつける、換気をおこなう、子供たちの机などを消毒する。そういった基本的なことを守ってもらうことが、最も重要だと思います

寺田早輪子アナウンサー:
改めてですが、感染のピーク。宮城県内はいつだとみていますか?

賀来満夫先生:
ピークは6月、7月で下がってくるんではないかと期待しています

寺田早輪子アナウンサー:
長期戦ですね

賀来満夫先生:
長期戦です

寺田早輪子アナウンサー:
賀来満夫先生をはじめ、専門家の方たちが有識者の会を立ち上げて連日のようにメッセージを発信しています。改めてメッセージについてお願いします

賀来満夫先生:
「うちで過ごそう」というのは人と出会う機会を少なくしようということ。「感染時に備えよう」というのは自分が感染したときも含めて、どういうことに注意しないといけないのか、そういったことに、しっかりと備えていこう。ここ大切ですね。「戦う相手は人ではなくウイルス」なんだと、私たちはみんなで協力して罹った方を守る。あるいは、罹らないように注意をしようということ。是非、3つの項目を心にとめてもらいたいと思います

(仙台放送)