プレスリリース配信元:SCENTMATIC株式会社

嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖 俊治、本社:東京都、以下「セントマティック」)と、株式会社紀ノ國屋(東京都港区北青山3-11-7 代表取締役社長:富田 勝己)は、2021年11月9日(火)~12月8日(水)の一ヶ月 、紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店にて、”今日の気分”にぴったりな日本酒を探せるAIシステム「KAORIUM for Sake」小売向けサイネージを使った AI実証実験スポット を設置いたしました。こちらでは実証実験の結果をレポートととしてまとめています。






本資料では、以下項目をまとめております。


日本酒ソムリエ AI「KAORIUM for Sake」概要
実証実験結果:日本酒売上が 56%UP!また、日本酒だけではなくペアリング効果によるフード売上も39%UP!




■AI であなたの”今日の気分“にぴったりな日本酒を探せる 日本酒ソムリエ AI「KAORIUM for Sake」とは
日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」は、人の感性を自然 言語処理によって日本酒とマッチすることができるAIシステム です。
「癒やされたい」「気合を入れたい」などのその日の気分と、店頭にある日本酒とのマッチ度を計算し、相性の良い日本酒をレコメンドします。この技術により、これまでは経験と感性を持った利酒師やソムリエだけが可能であった「人間の感性にそった楽しいお酒選び」という接客体験が小売店の店頭でも 実現可能になります。

また、気分やニーズから選ぶだけではなく「KAORIUM for Sake」では、膨大な風味表現データによる日本酒表現を実現 します。「フルーティなお酒」というアバウトな表現ではなく「白ぶどうとライチのような風味を持ったお酒」というように、日本酒銘柄ごとに具体的な「風味マップ」としてビジュアライズすることで、自分が好きなお酒や飲んでみたい風味をより具体的に探すことが可能です。

   (左2枚)「癒されたい」という気分から日本酒を選ぶ(右)わかりやすい風味マップ

■「日本酒はわからない」というネガティブイメージが、お酒を選ぶ楽しさに変わる
日本酒は酒類の中でも種類が豊富にあり、「どれを選んで良いか分からない」や「ラベルやパッケージを見ても選べない」といった意見が多く、初心者の方には購入ハードルが高い商品です。そこで、本実証実験では、感性をデータ化した AI である日本酒ソムリエ AI「KAORIUM for Sake」が提供する”楽しく・迷わない”お酒選び体験を店頭にて提供することで、「どのように消費者行動が変化するか、購買体験の向上に繋がるか」を検証いたしました。


■紀ノ国屋 × KAORIUM for Sake 「もうお酒選びで迷わない!日本酒ソムリエ AI とお酒選び」実施概要




実施期間:2021年11月9日(火) ~ 12月8日(水)
対象店舗:Gourmand Market KINOKUNIYA渋谷スクランブルスクエア店
体験者数:1,432 人
調査目的:日本酒の購買や店舗の売場作りにどのよう な影響を与えられるかを定量的に調査。
      また SNSでお客様の反応を通して、定性的に本プロジェクトの効果を実証。
URLhttps://scentmatic.co.jp/news/20211108

■「KAORIUM for Sake」@紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店 ~実証実験結果~

「KAORIUM for Sake」導入後、日本酒売上、ペアリング効果によるフード売上が大幅アップ


〈日本酒売り場への効果〉
紀ノ国屋のお客様に対し日本酒売り場での効果は、実証期間中のKAORIUM導入前の前月比(※1)で、日本酒販売数が31%UP、日本酒売上は38% UPしました。
さらに、KAORIUMに表示される商品のみを対象とした効果は、日本酒販売数が55%UP、日本酒売上は56%UPを記録しました。また今後の表示チューニングによって、より大きな貢献ができるか可能性が期待されています。




ペアリングの効果〉
日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」の持つ風味データを活用し、紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店にある相性抜群の日本酒とフード(りんごやサラミ、ポテトチップスなど5品目を対象商品)の組み合わせをレコメンドするペアリングサイネージを設置しました。
結果として、ペアリングの総効果は売上39%UPを記録。特に、りんごは販売数67%UP、サラミは販売数3.1倍UPを記録しました。さらに、サラミのペアリング商品としてレコメンドされていた「福光屋加賀鳶 極寒純米」は、販売数が22倍まであがりました。

(※1):期間比較はすべて未導入(2021年10月10日~11月8日:30日間)と実証実験実施の導入期間(2021年11月 9日~12月8日:30日間)の比較です。




■実際に日本酒ソムリエAIを店舗に導入してみて!

紀ノ国屋様よりコメント
お客様から操作方法などのご質問を受けることもなく、皆様思い思いに操作されておりました。普段、日本酒を飲まれない方やプレゼント選びに使われている方が多く、購入のきっかけづくりに活かされておりました。コロナ禍で接触については心配しておりましたが、意外に多くのお客様に体験していただけたのではないかと思います。

お客様のなかには、いつも購入する日本酒は「これ」と決めている方も多いと思いますが、“新しい発見”をご提案する手段としてもよい取り組みだったのではないでしょうか。商品の価値を伝えて購入のきっかけをつくることもひとつですが、「店員から勧められたから買った」ではなく、お客様自身が気分や五感に素直に反応して体験しながら商品を購入するという体験型もまた、商品購入のひとつの手段だと思いました。日本酒購入のきっかけがつくれて、売り場としても印象のある企画だったと思います。


売り場のプロフェッショナルであるご担当者様からも嬉しいコメントをいただきました。セントマティックは、さらにAIを活用した売場づくりや常設での設置についての取り組みを進めていき、これまでにない新たな体験価値を生み出してまいります。そして感性と言葉のデータによる、次世代のマーケティング手法を提供いたします。
共創・導入に関するご相談は、 ウェブサイト( https://scentmatic.co.jp/ )よりお気軽にお問い合わせください。

■香りと言葉を変換するAI システム「KAORIUM」とは
KAORIUM は、セントマティックが開発した香りと言葉を相互に変換するAI システムです。最先端のテクノロジーによって、曖昧で捉えにくい香りの印象を言葉で可視化したり、ある言葉に紐づく香りを導き出したりすることを可能にします。また、言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し(※1)、私たちのまだ見ぬ感性への気付きをもたらします。香りと言葉をつなぐ今までにない体験が生み出す価値は、フレグランスの世界にとどまらず、感性教育、飲食体験、購買体験など様々な分野に新しいビジネスチャンスを生み出すものとして、その可能性に大きな期待が寄せられています。

(※1)参照元:「注意が脳での嗅覚処理に及ぼす影響 ―脳波計測により匂い呈示後1 秒以内の脳活動の変化を検出―」
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190322-1.html

   香りと言葉の変換システム「KAORIUM」のコンセプトモデル


 「KAORIUM」のコンセプトイメージ

【株式会社紀ノ國屋】
現在首都圏を中心に38店舗展開している、創業111年の老舗スーパーマーケットです。昭和28 年(1953 年)お客様自ら商品を選び、レジで精算する日本初の「セルフサービス方式」のスーパーマーケットを東京・青山に開業。以来、こだわりの生鮮食品をはじめ、自家製のパンや焼き菓子、デリカテッセンなど、国内外のクオリティフードを取り揃え、お客様においしさと感動をお届けしております。

代表者:代表取締役社長 富田勝己
所在地:〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町3丁目5番地 偕成ビル3階
URL:https://www.e-kinokuniya.com

【SCENTMATIC 株式会社】
セントマティックは、香りを言語化するAI システムを用いて、あらゆるものに“情緒的な体験価値”をプラスできる香りの共創型の香りのビジネスデザイン集団として2019年に設立しました。五感の中でも最も未知な領域であった「嗅覚」に着目し、香りを言語化するAI ツール「KAORIUM」を開発しています。これまで「香り」という概念は個人の感覚の違いにより他者へのイメージの伝達が難しく、明確な指標というものが存在しませんでした。KAORIUM の登場により様々なビジネス上での”香り”の活用が期待できます。セントマティックが取り組むのは「嗅覚のデジタライゼーション」。それは、香りと言葉による「香りの体験」によって人の感性を進化させ、あらゆる業界のビジネスに革新をもたらします。

代表者:代表取締役 栗栖俊治
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号 6階
URL:https://scentmatic.co.jp

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