近年、新型コロナウイルスの感染拡大により、日本国内でも数々の業種が大きな打撃を受けました。外食産業やウェディング等のイベント業界は、その中心とも言えるでしょう。


2020年、同事業を展開する株式会社NEO FLAG.もまさに危機的状況に置かれていました。

一時は売上がゼロとなり、“経営危機”の4文字が脳裏をよぎる場面も…。


この状況からどのように這い上がったのか、槇島千城(NEOFLAG.専務取締役)にお話を伺いました。


「365日、毎日が記念日」をコンセプトにウェディング事業、ケータリング事業等を展開

NEO FLAG.(神奈川県横浜市)は、「365日、毎日が記念日」をコンセプトに、ウェディングやケータリング、レストラン、企業イベントプロデュース事業を展開しています。


2011年の創業以来、主力としてきたのは、ウェディングパーティのプロデュース事業。

《新郎新婦の“やりたいこと”を叶えるセミオーダー・ウェディング》が好評を博し、徐々に業績を伸ばしてきました。


2015年には記念日レストラン「NEO DINING.」をオープン。

ウェディングパーティやレストランで提供していた料理が評判を呼び、お客様のご要望にお応えするため、2018年にはケータリングサービスをスタートさせました。



ケータリングサービスを始めるや否や、企業イベント等の依頼が続々と舞い込みました。翌2019年は受注件数2000件を突破。会社としても過去最高益を叩き出しました。


順調に成長を続けるNEO FLAG.に暗雲が立ち込めたのは、2020年のことでした。


コロナ禍で相次ぐキャンセル。ついに売り上げは“ゼロ”に


2020年3月、日本国内で新型コロナウイルスの感染が拡大。

これによりウェディングパーティやケータリングサービスの予約は、相次いでキャンセルとなりました。


3月の売上は大きく落ち込み、緊急事態宣言が発令された翌4月に至っては、ついにケータリング売上がゼロとなりました。



槇島は、当時を振り返り、このように語ります。


槇島:新型コロナウイルスの感染拡大は悪化の様相を見せ始め、「本当にこれまでの日常は戻ってくるのか?」と不安な気持ちを抱えていました。しかし、そうこうしている間にも、刻一刻と時間は過ぎてゆきます。店舗の家賃や休業手当が肩に重くのしかかり、政府の支援策をフル活用しても、依然厳しい状況は変わらない。でも、このまま何もせずにただじっとしているのも嫌だったんです。だって、コロナ禍でも食を通じてできることは必ず何かあるはずですから。


地域の方に向けたテイクアウト&デリバリーサービスをスタート

「コロナ禍のいま、私たちにできることは何か」と悩んだ末、地域の方々に向けたテイクアウト&デリバリーサービスをスタートさせました。テレワーク中の方やお子様が休校中の方など、近隣にお住まいのたくさんのお客様から注文が入りました。



槇島:お客様には「美味しい料理をありがとう!」「とても助かっている」とあたたかい言葉をかけていただきました。そこで私たちは改めて気付かされたんです。「料理は人と人をつなぐものだ」と。

地域の方々に役立てていただけるならとはじめたテイクアウト&デリバリーサービスですが、逆に励まされ、削がれていた気力を取り戻したのは私たちのほうでした。


「カップINケータリングサービス」で安全に美味しい料理を


2020年8月、新型コロナウイルスの感染者数が少し落ち着き始めた頃、徐々にケータリングサービスの問い合わせが入るようになりました。


槇島:当時、お問合せくださるお客様は、一様に感染不安を抱えていましたね。

社内行事のような大勢で料理を囲むシチュエーションは、まさに3密そのものです。しかし「在宅勤務続きで同僚たちと会えていない」「美味しい料理を囲んで親睦を深めたい」「今だからこそ社内イベントを通して結束を強めたい」と話す方がほとんど。

そのようなお客様の声にお応えし「カップINケータリングサービス」をスタートしました。


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NEO FLAG.はケータリングサービスを通して、コロナ禍における企業の課題を肌で感じとっていました。

それは「テレワークが主流となり、社員間のコミュニケーションが希薄化していること」


槇島:企業も社員の方々も、慣れないオンラインでのコミュニケーションに不安を抱えていました。このお悩みに対し、私たちが考える解決策はただ一つでした。それは“同じ料理を食べて、同じ時間を過ごすこと”です。


私たちは、ウェディングパーティや企業イベント、記念日のお祝いごとなど、さまざまなシチュエーションで料理を提供してまいりました。大切な人とつながりを感じ、打ち解け、笑顔が生まれる場所の中心には、美味しい料理が欠かせないことをよく知っています。それは、交流の場が“リアル”から“オンライン”に変わっても、揺るぎないはずです。


こうしてオンライン懇親会向け料理宅配「DeliPa(デリパ)」が生まれました。



配送先“1都3県最大200箇所”からスタートしたDeliPa。提供後2ヶ月で“全国1000箇所”に拡大

オンライン懇親会向け料理宅配「DeliPa(デリパ)」は、企業や個人のオンラインパーティ参加者のもとへケータリングをデリバリーするサービス。2020年12月にサービスをスタートさせると、ステイホーム中のお客様から数多くの注文が舞い込みました。


当初、配送先を“1都3県最大200箇所まで”としていたものの、全国各地から「うちにも届けてほしい!」とリクエストが殺到。


2021年2月には宅配エリアを“全国1000箇所”へと拡大しました。その結果、全国拡大後わずか2ヶ月で1.2万食を達成しました。


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オンライン懇親会にプロ司会者を派遣する人気サービス「Parti(パルティ)」

槇島:DeliPaには料理宅配だけでなく、“オンライン懇親会にまつわるあらゆるご相談”が寄せられます。

当社にはウェディング事業&企業イベントプロデュースで培ったノウハウがある。そのため企業様のオリジナルグッズ制作や景品手配、オンライン懇親会のプロデュース、配信サポート業務など、オンライン懇親会を総合的にサポートできる体勢が整っていました。これを活かし、新たなサービスを立ち上げました。


2021年7月、企業や団体のオンライン懇親会にプロ司会者を派遣する、「オンライン懇親会用MC付き料理宅配サービス『Parti(パルティ)』」をスタート。DeliPaの料理宅配に加えて、当日の進行から事前準備、余興等の企画、景品手配等をフルサポートしています。


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Partiは「オンライン懇親会の盛り上げ方がわからない」「慣れないオンラインでスムーズな進行は困難だ」と悩みを抱えていた幹事から好評を得て、リピート率も増加。2021年12月にはオンライン忘年会利用の問い合わせがひっきりなしに寄せられ、“全日程完売”を記録しました。

DeliPa/Partiは急成長を遂げ、2021年12月、ついに10万食を突破。



「ケータリング売上ゼロ」から1年半後、NEO FLAG.はV字回復を遂げたのです。


槇島:ケータリング売上が0になった時は、“経営危機”の文字がずっと頭の中にありました。しかし、さまざまなお客様の声が私たちを危機から救ってくださいました。

当社のスローガンにもある“記念日”は、人と人の関係性を抜きにしては成立しません。人は、大切な誰かとのつながりを感じるために、記念日を祝うのではないでしょうか。


社内イベントやウェディングパーティ、オンライン懇親会…そのイベントがどのようなかたちであれ、参加されるお客様にとっては、その日、その時間だけの記念すべきひとときです。そして、そこで生まれる交流こそ、何よりかけがえのないものだと感じています。


私たちはこれからもお客様のコミュニケーションに華を添える料理の提供のみならず、イベントそのものの価値が上がるよう全力でサポートしてまいります。






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