観測史上最高記録に並ぶ暑さとなった19日の京都市は、全国で最高気温が一番高く、午後3時19分に39.8℃を記録した。

世界中から観光客が集まる人気の観光地・京都で、外国人観光客はどう過ごしたのか。

暑さで参る観光客たちのオアシスは…?

人気の観光スポットである「清水寺」では、入口に数えきれないほどの外国人観光客。

午後3時ごろの気温は38.3℃で、目の部分以外を布で覆い、サンバイザーまで着用した完全防備のグループや、道端に座り込んでぐったりとしている観光客もいた。

ベルギー人観光客は「京都がこんなに暑いとは思わなかった。暑すぎて少ししか観光していないの…」とこぼした。ドイツ人観光客も「ドイツより暑い!数えきれないほど水を飲んでいる」と予想外の暑さに驚いていた。

そのため境内で一際人気を集めていたのは、歴史あるお寺とはミスマッチのような気もする「冷却ミスト」。

京都の暑さに参っている外国人観光客にとっては、まるでオアシスのような場所だった。

スペインから新婚旅行できたという夫婦は京都駅のそばにある貸衣装店「舞妓体験STUDIO 夢工房」で、妻のクリスティナさんが舞妓に変身。

「エキサイティングな経験!」と笑顔を見せるも、着付けはエアコンの効いた室内だったため、撮影のために外に出ると「暑さは大丈夫だけど、室内のほうがいいわね…」と苦笑。

6キロもの衣装をまとい歩くこと5分、京都タワー前で撮影を終えたクリスティナさんは、「めちゃくちゃ暑いわ!」と言いつつも、初めての舞妓体験を楽しんでいた。

「文化財のためクーラーを設置するのも難しい…」

では、観光スポットではどのような対策を行っているのか。

四季折々の風情が人気のお寺・永観堂。

19日午後4時ごろの気温は35.3℃と京都中心部に比べて少し涼しいとはいえ、建物の中は約35℃。

永観堂・鈴木圭潤さんは「文化財となるとクーラーを設置するのも、それをクリアしていくのも難しいところではありますが、扇風機を複数、暑さ対策として置いています」と話した。

名物料理も暑さ対策!?

さらに、観光客に人気の名物はアツアツの「湯豆腐」だが、嵐山にある湯豆腐の名店「湯豆腐 嵯峨野」には夏限定の暑さ対策料理も出ていた。

からし入りの豆腐を氷で冷やした、夏でもサッパリと味わえる一品の「冷奴定食」…だが、暑い夏にあえて熱い料理を求める外国人観光客も多いという。

多田剛久店長は「38℃を超える日でも半数の方が『湯豆腐』を食べます。『Too Hot!』と言って召し上がっています。店内はクーラーをつけているので、汗が引いてきたら『おいしい』と言ってくれるので、それでいいかなと思っております」と話した。

記録的な暑さに京都市も対策に乗り出し、京都駅のバス乗り場の一部では今年からミストを設置。

7月23日(月)からはタクシー乗り場でも導入されるという。

(「めざましテレビ」7月20日放送分より)