外はカリカリ、中は熱々のたこ焼き。言わずと知れた大阪のソウルフードだ。

東京・台東区の「浅草 たこ丸」の店頭には、「Won’t  you  try  TAKO-YAKI?(たこ焼きを試してみませんか?)」と英語で書かれていた。
隣には、英語表記のメニュー表も用意されており、今や来店客の7割が外国人だという。

フィリピンからの観光客は「たこ焼きが食べたくて、この辺りを探し回っていたの」と話し、たこ焼きを食べて「ベリーホット!」と笑顔を見せた。
さらに、台湾からの観光客も「香ばしくておいしい!」とご満悦。

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3年間の売り上げ「5億円以上」

そんな外国人から大人気のたこ焼きをめぐる巨額の脱税事件が発覚した。

舞台となったのは、大阪城の天守閣に通じる門の目の前にある宮本茶屋
たこ焼きやフランクフルト、かき氷などを扱う軽食の売店だ。

この店の経営者、宇都宮タツ子店主(72)が所得税法違反の疑いで、大阪国税局から告発されていたことがわかった。
関係者によると、宇都宮容疑者は、たこ焼きなどの売り上げで得た所得、約3億3000万円を申告せず、所得税約1億3000万円を脱税した疑いが持たれている。

宮本茶屋の店頭

たこ焼きの本場、大阪で起きた1億円以上の脱税事件。

宮本茶屋では、1皿8個入りのたこ焼きを600円で販売しているが、2016年までの3年間の店の売り上げは、5億円以上
外国人観光客の増加により、売り上げが急増したという。

大阪ではどの店も億単位の収益なのか?

一方、大阪市北区にある別のたこ焼き店、天玉「うまい屋」で収益の話を聞くと…
従業員は「外国人観光客が増えたから売り上げが上がったかというと、そんなに影響はないかなあ」と話す。

億単位の売り上げになるものか?という質問には、「そんなんいかへん、いかへん!いってたらもっと良いもの(服)を着てますよ」と冗談めかして答えてくれた。

宇都宮タツ子店主は、脱税で得た金を主に貯蓄にしていたという。
無申告加算税を含む追徴課税は、1億5000万円にのぼるとみられている。



(「プライムニュース イブニング」7月25日放送分より)