安倍首相は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京や大阪など7都府県を対象に、緊急事態宣言を出した。

期間は5月6日まで。

安倍首相「全国的かつ急速なまん延による、国民生活および国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある事態が発生したと判断し、『緊急事態宣言』を発出する」

対象となるのは、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で、期間は5月6日まで。

このあと記者会見した安倍首相は、「医療現場は、まさに危機的状況だ。もはや時間の猶予はないとの結論に至った」と説明し、「東京都の感染者は、このペースで感染拡大が続けば2週間後には1万人、1カ月後には8万人を超えることになる」と指摘した。

さらに、今後の感染を抑制する措置について、安倍首相は、「わたしたち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができる」と述べた。

また、安倍首相は、「今回の宣言は都市封鎖、ロックダウンを行うものではない。今後も電車やバスなどの公共交通機関は運行する。道路を封鎖することなど決してない」と語った。

そのうえで安倍首相は、「地方に移動するなどの動きは、厳に控えていただきたい」と指摘し、「政府や自治体だけの取り組みでは乗り越えられない。全ては皆さんの行動にかかっている」と、国民への協力を呼びかけた。