低気圧が急速に発達した影響で、1月12日の北海道は暴風雪、大雪の天気となっています。湿った重い雪が降っているところが多く、各地で被害が出ています。

 12日午前7時までの24時間に降った雪の量は十勝地方の中札内村で77センチ、芽室町で65センチ、大樹町で64センチ、帯広市で59センチ、帯広空港で57センチ伊達市大滝で50センチなどとなっています(帯広空港で伊達市大滝は1月としての最多記録)。

 札幌市でも南区で39センチ、札幌市で28センチとなっています。

 札幌東警察署によりますと、湿った重い雪の影響で、電線が垂れ下がったり、切れたりしたところが複数箇所あるということです。

 札幌市中央区のススキノでは、道路わきの木が倒れ、警察が警戒にあたっています。

 停電が発生していて、北海道電力によりますと12日午前10時30分現在、日高地方で約350戸のほか、胆振地方で約30戸、日高地方で約350戸、宗谷地方で約200戸、オホーツク地方で約610戸、釧路地方で約870戸、根室地方で約740戸と、全道約2770戸で停電しています(12日午前9時30分現在の約5060戸から約2290戸減少)。

 北海道危機対策課によりますと、12日午前10時22分現在、避難所が道内10か所で開設されています。

・えりも町 8か所(増設の予定あり)
▼近浦多目的集会施設、林業総合センター、目黒生活館、歌別生活館、笛舞ふれあい館、東洋生活館、庶野生活館、西えりも生活館

・別海町 2か所
▼本別海地域防災センター、走古丹地域防災センター

 JR北海道によりますと12日午前7時30分現在、特急37本、快速エアポート38本を含む320本が運休を決めています。

 JR千歳線の新札幌ー恵み野間の上り線で「き電トリップ」が発生し、点検、復旧に時間を要しているということです。

(※き電トリップ=架線の電流または電圧の異常を検知し、架線への送電が遮断されること。架線への送電が止まると電車の走行ができなくなる)

 この雪の影響で、札幌市白石区のJR白石駅では、停電のため普通列車が1月11日午後11時から駅構内で動けなくなっています。

 また北広島市でも普通列車が動けなくなり、乗客80人ははしごで下りてタクシーで移動しました。

 空の便にも影響が出ています。12日午前9時現在、新千歳空港発着の計103本が欠航となっています(JAL21本、ANA38本、ADO13本など)。

 都市部などでは道路の渋滞が各地で相次いでいます。

 北海道開発局によりますと、高速道路や国道などの通行止めが相次いでいて12日午前10時35分現在、高速道路は3路線4区間、国道は18路線28区間、道道で46路線49区間が通行止めとなっています。