「公演ができない」悲痛な訴え

劇場公演『三匹のこぶた』より:
オオカミ「おい、こぶた!いるかい?」
観客の子どもたち「いなーい!!」

演劇の舞台で等身大の着ぐるみが演技し、子どもたちからは大きな声があがります。
いくつもの愛らしい人形が登場する、「劇団こぐま座」の公演です。

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この劇団が盗難被害に遭いました。

劇団こぐま座のツイッター:
1月8日の深夜から9日の朝の間に劇団の3tトラックが盗まれました。
このトラックがないと公演ができません。

劇場公演で使う着ぐるみなど、道具一式が積まれていた3tトラックが盗まれたというのです。

施錠済みのトラックがなぜ…

トラックには、こぐまのマークが正面の上部や側面に記されているのが特徴です。

ーー被害総額は?
劇団こぐま座・山本重男代表:
(トラックの)中に入ってる作品ですと、当時の制作金額としては1000万ぐらいかかります。本当に困りました。

千葉・松戸市にある劇団の駐車場に停めてあったトラック。劇団によると、トラックは施錠済みでした。スペアキーを含めて2つの鍵は事務所内に残されたままで、荒らされた様子もなかったといいます。

劇団こぐま座・山本重男代表:
エンジンをどうやってかけたのかわからないんですけど、警察の方が言うには、そういうプロの窃盗団。この人たちは簡単に動かせるんじゃないか、と。

“存続の危機”に追い打ち

事務所の壁に飾ってあったのは、公演をみた子どもから贈られた絵でした。

劇団は関東を中心に公演などを実施していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でほぼ中止になっていました。しかし春以降、劇場での公演予定が入り始めていた矢先でした。

劇団こぐま座・山本重男代表:
コロナのこともあって、もう前から存続の危機なんですけど、追い打ちをかけてこういうことになったのでショックです。

劇団は警察に被害届を提出。情報提供を呼びかけています。

(「めざまし8」1月11日放送)