政府が進める普天間基地の名護市辺野古への移設計画に反対し、すい臓がんで闘病中だった沖縄県の翁長雄志知事が、8日死去した。
今後、移設への道すじのカギを握ることになる沖縄知事選の構図にフォーカスする。

翁長知事を支えた移設反対派 「弔い合戦」で団結?

翁長氏は、知事就任以来、一貫して辺野古移設に反対し、「オール沖縄」とよばれる移設反対派が翁長氏を支えてきた。

翁長氏の死去によって9月にも知事選挙が行われる見通しとなっており、辺野古移設を次善の策として容認している自民党の沖縄県連は、宜野湾市の佐喜真淳市長の擁立を決めている。

一方で、翁長知事は後任を指名しておらず、移設反対派の候補擁立は「白紙」の状態で、一見、移設容認派が有利にも思える。

しかし、辺野古移設反対の象徴的な存在だった翁長氏が死去したことで、勢いを失っていた移設反対派が「弔い合戦」を合い言葉に団結する可能性もある。

政府は移設工事の遅れを警戒

政府は、辺野古への移設工事を粛々と進める方針ですが、知事選の結果によっては工事が遅れる可能性も否定できないことから、有権者の心情に訴える「弔い合戦」化することを警戒している。

(「プライムニュースデイズ」8月9日放送)