政府は、東京など首都圏を中心に、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、特措法に基づく「緊急事態宣言」を出す本格的な検討に入った。

政府内では、東京都の感染者数が2日連続で100人を超えたほか、感染ルートを追えない事例が全国で増加していることを受け、「緊急事態宣言を出す環境は整いつつある」という声が上がっている。

政府関係者は、「東京都の状況は極めて深刻だ。宣言をいつ出すかは、常在戦場だ」と語ったほか、別の関係者は、「近く緊急事態宣言を出すことになるだろう」と明言している。

さらに、閣僚の1人は、宣言を出す場合には「国民生活に混乱を来さないよう、1~2日の周知期間が必要だ」として、「安倍首相が宣言を出す準備に入ることを事前に表明する」と説明している。

安倍首相は、6日にも開催される政府の対策本部で、宣言に向けた準備に入ることを表明するものとみられる。