前日の借りを返した。
昨季リーグ王者の千葉ジェッツは19日、昨季天皇杯王者・川崎ブレイブサンダースを86対78で破った。これで16勝目となり再び川崎と並び首位に立った。

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千葉は8点をリードして試合を折り返した。
前日は第3クオーターに川崎の反撃を許し30点を奪われ逆転負け、この日も第3クォーター序盤に川崎に主導権を握られる。開始早々に新加入のマット・ジャニングに得点を許すと、2分半で10点を奪われ逆転されてしまう。

悪い流れを変えたい千葉は中盤にキャプテンで司令塔の富樫勇樹(28)をベンチに下げて、控えのガード藤永佳昭(29)を送る。 日本代表の富樫を擁する千葉で、今季なかなか出番に恵まれない藤永はこの起用に応えた。

藤永は3分の間に3得点に加え2つのアシスト、1つのスティールをマーク。攻撃だけでなく持ち味の守備でもチームのディフェンス強度を上げるなど存在を示す。堅守でリズムをつかんだ千葉は前半0だった速攻からの得点が12に。藤永が川崎を突き放す立役者となった。

敗れた川崎の佐藤賢次ヘッドコーチ(42)も「ポイントになったのは千葉の控えメンバーの藤永君が出てきたところでディフェンスの強度が一段上がった。9分くらいで13くらいのスコアを残している。彼に仕事をさせたことが大きなポイントだったと思います」と敗因とともに藤永の名前を挙げた。

相手指揮官から名前を挙げられた藤永も「昨日負けている分、気持ちを入れてコートに入った。僕が出る時間帯はディフェンスの強度を上げないといけなくて、今日はそれが徹底できた。オフェンスも良い流れを作れたと思います」と手応えを口にした。

千葉ジェッツ86-78川崎ブレイブサンダース
(船橋アリーナ・2298人)

(フジテレビ 加藤忍)

記事 332 加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。