今年1月31日に閉館した、千葉県銚子市の水族館「犬吠埼マリンパーク」。

閉館から半年以上が経過した今も、1頭のイルカがプールに残されていた。

「イルカを助けてほしい」という声が殺到

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水族館の管理会社がイルカの譲渡先を探すも、半年以上経った今も見つかっていないという。

今年3月に撮影されたイルカの映像には、背中にひび割れのような傷跡があった。

その映像により、イルカを助けてほしいという声が殺到し、銚子市には約400件の問い合わせがあったという。

イルカの生態に詳しい専門家によると、人からエサをもらうイルカは動かずに浮いていることが多いため、背中の皮膚が空気にさらされる時間が長くなり、乾燥してひび割れを起こす可能性があるという。

月に1回、立ち入り検査を行っている千葉県によると、現在は治療を受けて治っているという。

約500匹もの生き物も譲渡先が見つからず…

だが、問題はイルカだけではない。

イルカのプールの隣には多くのペンギンがいた。

ペンギンや魚など約500匹もの生き物も譲渡先が見つからず、今年1月の閉館から半年経つも1匹も移動されていないようだ。

千葉県健康福祉部衛生指導課・菅沢淳一副課長は、「施設の方で譲渡先を1日も早く探していただきたい。今は閉館しているわけですから、施設としては収入がないわけですし、ずっとあのままというわけにはいかないと思います。できるだけ早く引き取り先を探していただかないといけないなと思っています」と話した。

現在は元の施設の従業員がエサやりなどの世話をしているというが、イルカたちの譲渡先が見つかるのか今後が心配される。

(「めざましテレビ」8月24日放送分)