「透かしがあるか?」ニセ札被害に店が注意書き

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「近隣でニセ札被害が発生しました」

これは神奈川県内のコンビニエンスストアに掲示された注意書きだ。
そこには「透かしがあるか?」、「ホログラムがあるか?」の文字とともに、偽の1万円札の写真があった。

このニセ札が使われたのは8月中旬のこと…。

カラーコピーか 透かしやホログラムなし

FNNの取材によると、深夜コンビニに来店した男が、このニセ札を使用してカップ麺を購入。
ニセ札は折りたたまれていて、男は釣り銭を受け取ると足早に立ち去ったという。

ニセ札はカラーコピーとみられ、透かしやホログラムは入っておらず、記番号の下5ケタは「8589M」

実は同じ時期、これと同じ記番号のニセ札が、神奈川県内の別のコンビニでも使われていた。

手口も同じで、来店した男が飲み物を買う際に、このニセの1万円札を使用。釣りを受け取り立ち去るという犯行だった。

FNNの取材によると、同じ記番号の偽札は8月に入り神奈川県内で連続して使用されていて、これまでに20件弱の被害が確認されている。

さらに同様の偽札は、東京都江東区、墨田区、足立区でも相次いで見つかったほか、埼玉県川口市、草加市、越谷市、千葉県で大多喜町も被害が確認されていたことが分かった。

“ニセ札”は重い罪

ニセ札を受け取った店の人:
(発見したのは)8月21日の夕方ですね。1万円札が2枚、(2枚とも)番号が同じ。カメラを確認したら女性で色白の人、ちょっと年配の…。途中で(女性は別の)もう1人と何かお札のやり取りをしているというのは、警察の方では(防犯カメラで)確認しているみたいですけど。

国内でたびたび起きてきたニセ札事件。

科される刑罰は決して軽くはない。

元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏は、「ニセ札を造っても、ニセ札を単に使っただけでも、あるいは造られたニセ札をだれかに渡しても、無期懲役あるいは3年以上の懲役という極めて重い罪になります」と語る。

警察は、被害にあったコンビニなどの防犯カメラ映像を解析するなどして、捜査を進めている。


(「プライムニュース イブニング」8月24日放送分より)