12月5日、サッカーJ3・いわてグルージャ盛岡がリーグ最終戦で引き分け2位となり、悲願のJ2昇格を決めた。
試合は静岡県の沼津で行われたが、岩手から駆け付けた家族連れや関東圏に住む人など、多くのサポーターが詰めかけていた。

12月5日、静岡県沼津市 アスルクラロ沼津戦

花田凌南アナウンサー
「J3優勝、J2昇格をかけた大一番。ここ沼津にもグルージャ盛岡のサポーターが詰めかけています」

アウェイにもかかわらず多くのサポーターが詰めかけた大一番。
引き分け以上で昇格が決まる。

一方、盛岡市のスポーツバーでは…

馬久地杜行記者
「"昇鶴"を鶴のように首を長くして待っていた地元のファンが熱い視線を送ります」

決戦の舞台から600キロ離れた盛岡市ではスポーツバーに64人のサポーターが集結した。

サポーターは…
「J2・J1を目指して、頑張れ!グルージャ!」

試合は0対0のまま後半15分、グルージャ盛岡は相手陣内でフリーキックを獲得する。
こぼれ球を押し込んだのはキャプテンの牟田雄佑選手。

いわてグルージャ盛岡 牟田雄祐主将
「決めるのは自分しかいないと思っていた。決めてゴール裏に走れるのはきもちいい。最高の瞬間」

その後、アスルクラロ沼津に同点に追いつかれると、何度も逆転のピンチを迎えるがディフェンスが体を投げ出して防ぐ。
やがて時計は進み、試合終了。
チーム創設から18年、J3参入8年目で悲願を達成した。
地元も歓喜にあふれファンの目には光るものがあった。

チーム創設時からのサポーターは…
「『いつかはJ2・J1の舞台』と応援していたので、17年間の思いが全部出ちゃって、最高で」

試合終了後、チームはめんこいテレビの単独インタビューに応じた。

いわてグルージャ盛岡 秋田豊監督
「ここまで頑張れたのは選手が自分の殻を破って、ひとりひとりが成長してくれたこそ、ここまで来れた」
「一番成長したのはキャプテンの牟田選手。一番苦しいとき自分を超えることができたから昇格できた」

いわてグルージャ盛岡 牟田雄佑主将
「2年前に岩手に来て、秋田監督に叱られながらもなんとか歯を食いしばってやってきた。みんなの笑顔を見るとほっとした。この1年の頑張りが報われた」

昇格を決めた選手たちだが、試合を終えプレッシャーから解き放たれたようなほっとした表情でうれし涙を流す姿が印象的だった。