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介護職から異職種への転職理由に関する意識調査

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、介護職から転職した経験のある191人を対象に「介護職から異職種への転職理由に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。 詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/20580 )


介護職として働く中で「体力的に不安」「収入アップを目指したい」などの理由で、異職種への転職を決意する人もいます。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、介護職から転職した経験のある191人に「介護職から異職種への転職理由」についてアンケート調査を実施。

その結果をランキング形式でまとめました。



調査概要

調査対象:介護職から転職した経験のある方
調査日:2021年10月2日~20日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:191人(女性114人/男性77人)


調査結果サマリー

・介護職から異職種に転職した理由1位は「体調・体力面の不安」
・介護士から異職種への転職が順調だった人は64.9%
・介護職から異職種に転職してよかった人は約9割


介護職から異職種に転職した理由1位は「体調・体力面の不安」

まず「介護職から異職種に転職した理由」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位7位までをランキング形式で紹介します。

1位は「体調・体力面の不安」です。

2位以下は「収入アップのため」「労働時間への不満」と続きます。

全体的に見ると「現状への不安・不満」が多くランクイン。

8位以下には「上司・施設と理念が合わなかった」「休みにくい」などが入りました。

では具体的な回答を紹介します。

【1位 体調・体力面の不安】
・腰を痛めてしまったから。また夜勤もあるので生活リズムが不規則になり体調を崩してしまい、転職することにした(女性、転職時26歳)
・一日の勤務が終わるとクタクタになり、「身体的にこのままではもたない」と思い他職種に転職した(女性、転職時30歳)
・身体介護をする際に、体力的につらいと感じたため(男性、転職時46歳)

年齢や性別に関わらず多くの人から回答が寄せられており、とくに「腰痛」を理由に挙げた人が目立ちました。

中には「入浴介助中に腰を痛めて動けなくなり、病院に担ぎ込まれた」という人も。

また夜勤がある施設で勤務していた人からは「夜勤が体力的にきつかった」という声も寄せられています。

【2位 収入アップのため】
・年収を上げたかったので転職しました(女性、転職時27歳)
・仕事量と賃金が見合わないと思ったため(男性、転職時34歳)
・一番の理由は賃金の安さです。「このまま介護職を続けていては、子どもを大学まで行かせてやれない」と思いました(女性、転職時46歳)

「命を預かる仕事なのに、給料は低い」など、仕事と収入が見合っていないという回答が目立ちました。

「ボーナスがお小遣い程度だった」という人も。

「先輩から『何年働いていても昇給はほぼない』と聞いて、長く勤めたいと思えなくなった」という体験談もありました。

【3位 労働時間への不満】
・夜勤が多くて疲れるから(男性、転職時24歳)
・結婚して夫の休日に合わせるため、夜勤がない土日祝休みの職種に転職しました(女性、転職時28歳)
・交代勤務がつらかったから(女性、転職時37歳)

「勤務時間が長い」「夜勤がつらかった」「不規則な労働時間・生活リズムを変えたかった」などの回答が寄せられています。

「子どものために、シフト制ではない仕事に変わりたいと思った」という人も。

「フルタイムで働けるようになったので転職を考えた」という回答もありました。

【4位 仕事内容への不満】
・認知症の利用者様への対応が大変だったから(男性、転職時30歳)
・毎日20人程の入浴介助するのに疲れ果てた(女性、転職時34歳)
・利用者様とのお別れに向き合うことが精神的に辛くなったから(女性、転職時38歳)

「介護の仕事が向いていないと思った」「仕事が大変だった」などの回答が寄せられました。

また「やりがいは感じていたが、利用者様との別れがつらくて」という回答も複数あります。

「終の棲家」となる高齢者施設に勤めていると、利用者とのお別れは避けられないこと。

覚悟はしていても、真摯に介護に向き合ってきた人ほどお別れがつらく感じてしまうのかもしれません。

【5位 人間関係への不満】
・職場の人間関係が合わないと思い、転職しました(女性、転職時26歳)
・利用者さんとの関わり方がなかなか上手く行かなかった(女性、転職時32歳)
・「毎日同じ施設内にいることで人間関係がぎくしゃくしてしまうのかな」と思い、異業種に転職しました(男性、転職時38歳)

職員間の人間関係に悩んでいた人が多かったものの、中には「利用者様とのコミュニケーションに困難を感じた」という人も。

介護の仕事にやりがいを感じていても、人間関係が難しいとつらくなってしまいますよね。

一人で抱え込んでいるとますますしんどくなるので、まずは理解者や信頼できる人に思いを吐き出してみてはいかがでしょうか。

【6位 他の仕事に興味があった】
・「学生時代にアルバイトで経験していた販売業をもう一度やりたい」と考えていたため(女性、転職時25歳)
・介護職よりやりたいことができたので、自分の可能性を試したかった(女性、転職時30歳)
・「介護以外でひとの役に立つ仕事に就いてみたい」という気持ちになったためです(男性、転職時49歳)

「新しいことにチャレンジしたいと思った」「介護士以外の仕事に就いて視野を広げたかった」「違う職種にも挑戦したかった」などの回答が寄せられています。

「元々保育士をしていたので、戻りたくなった」という人も。

「介護の仕事を8年半ほど経験し、違う方面からお年寄りに携わる仕事がしてみたいと思って、訪問歯科の営業職に転職しました」という回答もありました。

【7位 スキルアップのため】
・介護以外のスキルを身につけたかったから(女性、転職時23歳)
・転職先は看護師です。介護士として5年勤務していましたが「看護師になればもっと関われるのでは」と考えて社会人枠で進学しました(男性、転職時26歳)
・フロアリーダーをしており24時間オンコール状態でした。そのような状況ではスキルアップができなかったため(男性、転職時39歳)

「自分を磨きたいから」「介護士として働く中で、医療行為も行いたいと思った」などの回答が寄せられています。

看護師や理学療法士の資格を取得して転職したという人も複数いました。


介護士から異職種への転職が順調だった人は64.9%

続いて「介護士から異職種への転職は順調でしたか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。


「順調」「まあ順調」と答えた人が合わせて64.9%です。

「異職種への転職って難しそう」と感じる人が多いかもしれませんが、実際は順調に転職した人のほうが多いとわかります。

介護職で身につくコミュニケーション能力・観察力などは、異職種でも活かせる力ですよ。

では具体的な回答をもとに「順調だった理由」「大変だった理由」を紹介します。

【転職が順調だった理由】
・若かったのでスムーズに転職できた(男性、転職時20歳)
・専門学校に通い、医療系の資格を取得したので。「介護経験のある医療職」という強みを転職活動でも活かせた(女性、転職時28歳)
・大手派遣会社に複数登録して、お仕事を紹介していただいたから(女性、転職時52歳)

転職が順調だった人からは「年齢的に有利だった」「対人スキルが活かせた」「経験不問の職種だった」などの声が寄せられています。

「面接担当者が介護福祉士の資格を持っていることに関心を示してくれました」という体験談もありました。

また「以前から転職を考えており、登録販売者の資格を取得していた」「介護職をしながら医療事務の資格を取った」など、在職中から転職に向けて着々と準備していたことが功を奏した人も。

「派遣会社に登録してサポートしてもらった」という人も複数いました。

【転職が大変だった理由】
・介護以外の仕事をほとんどやったことがなくスキルや経験が乏しかったため、募集条件に合致せず、応募すらできないことが多々あった(女性、転職時28歳)
・介護以外の経験がなく、スキルもなにもなかったので、他業種への転職には苦労しました(男性、転職時32歳)
・退職理由が理解してもらえなかった。「どうして次も介護の仕事をしないのか」と疑問を持たれ、疑問を払拭するのに手間取った(男性、転職時39歳)

転職が大変だったという人からは「介護以外の経験がなかったから」「資格取得のために勉強するのが大変だった」などの回答が寄せられています。

「新卒で介護職だったから、基本的な社会人としての礼儀がわからないと思われた」「一般の企業に就職しようとすると介護がキャリアとしてカウントされないことが多い」と感じた人も。

また「人材不足でなかなか退職できなかった」という体験談もありました。


介護職から異職種に転職してよかった人は約9割

最後に「介護職から異職種に転職してよかったと思いますか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。


「思う」「まあ思う」と回答した人が合わせて89.6%で、約9割という結果に。

多くの人が介護職から異職種に転職して満足しているとわかります。

「転職に苦労した」という人の中でも、転職したこと自体には満足している人が多いようです。

では「よかった理由」「よかったと思わない理由」について、具体的な回答を紹介ます。

【転職してよかった理由】
・給料面です。今はやればやるほど自分の給料に反映するので(男性、転職時29歳)
・休みが土日休みの固定になったため(男性、転職時35歳)
・やりたい仕事に就けたから(女性、転職時58歳)

転職したよかったという人からは「生活リズムが安定した」「収入があがった」「身体の負担が減った」「希望の仕事に就けた」などの回答が寄せられています。

「介護職の時は、勤務中はもちろん退勤後も利用者様のことを考えていて、休まりませんでした。再就職後は『仕事は仕事』と割り切れて、心身ともにストレスが軽減したように感じました」という人も。

「看護師になってできることが増えた」という体験談もありました。

一方、事情があって介護職を離れ、転職には満足しているものの「介護の仕事自体は大好きですし、また働ける環境が整ったらチャレンジしたいです」という人もいました。

【転職してよかったとは思わない理由】
・介護職の待遇が見直されて条件のよい会社も増えていると思うので「介護を続けて手に職をつけていたほうがよかったのかな」とも感じます(女性、転職時24歳)
・全くの異業種への転職はなじむのに時間がかかる(男性、転職時28歳)
・介護職の時は利用者様とのコミュニケーションで楽しい時間を過ごせました。今の仕事は人との関わりが少なく「介護職が合っていたのかも」と思いました(男性、転職時32歳)

「転職してよかったと思わない」という人からは「仕事が見つからなかった」「転職先の条件がよくない」などの回答が寄せられました。

また「介護職が好きだと気づいた」「介護職に戻りたくなった」という人も目立ちました。

異職種への転職後に「再転職して介護職に戻った」という人も。

「施設の運営方針」「人間関係への不満」「労働時間」などが理由で転職を考えているのなら、介護職として別の施設への転職を考えるのも手ですね。

デイサービスやデイケアなど、日勤のみの介護職もありますよ。



まとめ

介護職から転職した経験がある191人にアンケートを行ったところ、転職理由の第1位は「体力・体調面での不安」でした。

「身体介護で腰痛がひどくなった」「夜勤で体調を崩した」などの回答が寄せられています。

介護職からの転職が順調だった人は64.9%。

「介護職の経験や資格が評価された」「転職に向けて資格をとっていたので順調だった」という人も。

異職種への転職にあたっては「介護職として培ってきたスキルをアピールすること」や「希望職種に関連する資格・スキルを身につけておくこと」が大切だとわかります。

また「派遣会社に登録して転職した」という人も複数いました。

転職への満足度は89.6%で、多くの人が異職種への転職に満足していることがわかりました。


■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。

また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。

Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/


■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/company/

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