県内に大量に漂着する軽石をめぐり、専門家が最新のシミュレーション結果を発表しました。軽石は来年6月まで沖縄近海に留まると予測しています。

海洋生態系の研究を続ける沖縄科学技術大学院大学の御手洗哲司准教授は、今年8月に福徳岡ノ場の噴火で発生した軽石について過去5年分のデータを基に今後の動きをシミュレーションしました。

この結果、北風が強まることで黒潮から外れた軽石が南下し再び台湾沖から黒潮に乗る「軽石の循環」が発生。

軽石は南風が吹き始める来年6月まで沖縄近海に留まると予測しています。

ただこの予測には軽石の回収が考慮されていないことから状況の打開にはいかに沖縄で軽石を除去し続けられるかか重要だと御手洗准教授は指摘します。

▽御手洗准教授
「海で集めるよりも浜で集めた方が効率がいいですから、とにかく除去です。今は海から軽石を減らすチャンスだと思って積極的にやるべきだと思います」

御手洗准教授は国の軽石対策も沖縄の除去支援に徹するべきだとしています。