局地的豪雨が日本を襲う中、『台風22号』が発生

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10日、秋雨前線の影響で、局地的豪雨となった日本列島。各地で雨による被害が出た。
石川県輪島市では、道路が崩落。電柱が倒れるなどして通行止めに。
また、大阪府堺市では車道が冠水して川のようになっていた。

関西地方では先週台風21号が猛威を振るい、多くの被害がでたが、日本の南の海上にはまたもや“非常に強い”勢力の台風22号が発生している。
この台風について日本気象協会の樋口康弘気象予報士は「今年最強クラスになる可能性がある」と注意をうながす。

グアム島を襲った台風22号 外出しないよう勧告

台風22号は10日、人気観光地のグアム島を直撃した。
このグアム島、去年約62万人の日本人が訪れた、日本にとって馴染み深い人気リゾート地だ。今月も遅い夏休みを取った観光客で賑わいを見せている。

しかし10日の成田空港では、グアム行きの飛行機7便が全線欠航。
航空会社のカウンターにいた4人組の大学生グループは日焼けを楽しみにしていたというが、突然の欠航に困惑の表情を見せていた。

台風22号がグアム島に最接近したのは10日午後6時頃。その最大瞬間風速は60メートル、先週関西地方に甚大な被害を与えた台風21号に匹敵する強さだ。そのため、グアム国土安全保障局から外出しないよう勧告も出された。

視聴者が現地で撮影した動画では、ホテルの中庭に生える背の低い木が、強風のため今にも倒れそうになっている。

また電柱の変圧器とみられる部品がショートし、破裂音と共に何度も激しく火花が散る様子も撮影されていた。
グアムと言えば青い空とコバルトブルーの海が人気のリゾート地だが、厚い雲に覆われ、大きな白波で海が荒れている様子も撮影されていた。

普段は多くの観光客で賑わうショッピングロードも、通る車も人もいない、寂しい町並みとなっていた。ブランドショップは軒並み休業。中にはショーウィンドウが割れないようテープで補強し、台風対策を取っている店舗もあった。

週末に日本への影響も…

SNSには台風の影響でホテルに缶詰となった観光客の「台風上陸らしく、ホテルを満喫することになりそうです」という嘆きのつぶやきも見られた。

ある日系のホテルでは、宿泊客向けに日本語で『注意書き』が配られ、そこには「安全な場所に避難することを勧告しております」「館内の避難所は2階宴会場でございます。避難の際は寝具をお部屋よりお持ちください」などと書かれていた。

一方、別のホテルに宿泊していた人は、ホテル内でも台風22号の被害に。ベランダの排水が追いつかず、部屋の中にまで水が入り込んでしまっていた。

また別のホテルでは停電が発生し、発電機によってエアコンや照明などが動いているという状況だった。このホテルでは30件のキャンセルが発生。他にも取材に対応してくれたホテルと合わせて、一日で2つのホテルで175件のキャンセルが出てしまっていたという。

グアムで猛威を振るった台風22号だが、今後更に注意が必要だ。樋口気象予報士は、「この後台風22号は更に発達を続けて、今年最強クラスになる恐れがあります」と改めて注意をうながす。

この後の台風の進路については「西へ西へと進んでいく予想です。ただ週末になると少しずつ方向を北寄りに変える傾向があります。そのため週末には沖縄の先島諸島付近に影響が出る可能性があります。今後も台風22号の動向には注意、そして警戒をしていただきたいと思います」と話す。

グアム島では一夜明けた11日にも被害の実態が分かってくる。
日本でも最大限の警戒が必要だ。

(「めざましテレビ」9月11日放送分より)