“女性の敵”ナンパ塾・塾長のやり口

新宿で10日、サングラスとマスクで顔を覆い、報道陣を挑発するようなポーズを見せ、準強制性交等の容疑で逮捕されたこの男は、インターネットのホームページ上で、“最強のナンパ塾”と謳い、ナンパの講習などを行う、リアルナンパアカデミーの塾長・渡部泰介容疑者(42)だ。

リアルナンパアカデミーHP
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リアルナンパアカデミーの渡部容疑者らは去年11月、東京・歌舞伎町の路上で、20代の女性に声を掛け、多量の酒を飲ませて酩酊状態にした上で、ホテルに連れ込んで性的暴行を加えた。

調べによると、渡部容疑者らはホテルのバーで、テキーラをショットで2~3杯飲ませて、気分が悪くなった女性に対し、ホテルの部屋へと誘った。

渡部容疑者:
上で休もうよ、カードゲームもあるし。

酩酊状態の女性をトイレから引きずり出すイメージ

その後、ホテルの部屋で再び酒を飲ませ、トイレで酩酊状態となった女性を、引きずるようにしてベッドに連れていき、わいせつな行為に及んだという。

受講生も塾長と同じ手口をしていた

渡部容疑者と共に、犯行に及んだとされるのが、リアルナンパアカデミー受講者の一人、大滝真輝容疑者(29)だ。

渡部容疑者が運営していたリアルナンパアカデミーでは、今年5月以降で既に、根本賢被告(27)・羽生卓矢被告(33)の2人の受講者も逮捕されている。

手口はいずれも、女性を酩酊状態にした上で、わいせつな行為に及ぶというものだった。

犯行場所に使われたのは、利用料3時間3000円の“ハウス”と呼ばれる、リアルナンパアカデミー所有のマンションの一室だった。

リアルナンパアカデミー所有のマンション“ハウス”

ナンパ指導の内容

リアルナンパアカデミーでは、一体どのような指導がなされていたのか。

逮捕前の電話取材に、渡部容疑者とみられる代表者は、講習内容について語っていた。

渡部容疑者:
継続している塾生は100人ぐらいいて、まずは街で女性に声をかける。仲良くなっていくっていうノウハウを指導しています。普段から違法行為はしないということと、嫌がることはしないということを、常に口うるさく言っているので。

お酒を飲むっていうのも、ある程度酔っぱらうというのも、それイコール、まあ無理やりっていう形にはならないと思うので。

リアルナンパアカデミー塾長・渡部泰介容疑者(42)

女性が嫌がることはしない」、そう語っていた一方で、 酒に酔った女性に対して、わいせつ行為に及ぶことについては、無理やりではないと口にしていた。

渡部容疑者:
(合意という)証拠は明確に、何があっても大丈夫なものを残すようにっていうのは、普段から指導しています。一般的に冤罪というか痴漢であったり、色んなことで発生してるじゃないですか。

車内から挑発する渡部容疑者

ナンパの講習で、同意があることの証拠として、動画を撮影することを指導していたという。
しかし、今回の塾長逮捕においては、押収されたパソコンや携帯電話から見つかった、そうした複数の動画が犯行の証拠となった。

渡部容疑者は警察の調べに対し、容疑を否認しているが、警視庁は他に関与した事件があるとみて、余罪を追及している。

(「プライムニュース イブニング」9月11日放送分より)