新型コロナウイルスの政府の専門家会議は、医療供給体制が逼迫(ひっぱく)しつつある地域が出ているとして、警鐘をならすとともに、国、そして国民それぞれに強いメッセージを発した。

尾身茂副座長「新規感染者数が急増し、クラスター感染が頻繁に報告されている現状を考えれば、医療現場が機能不全に陥ることが予想される」

新型コロナウイルスに関する政府の専門家会議は、地域の医療提供体制の確保について、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫の5府県では、医療提供体制が切迫していて、4月1日、2日にでも、抜本的な対策を講じることが求められると提言した。

感染拡大警戒地域では、爆発的な患者の急増、いわゆる「オーバーシュート」を生じさせないように、例えば10人以上が集まる集会、イベントを避けること、家族以外の多人数での会食などを行わないことなどを例示している。

また、国に対しては、急速に感染の拡大がみられているとし、政府・各自治体には今まで以上に強い対応を求めたいとした。

そして、国民に対しては、法律で義務化されていなくても、密閉、密集、密接の3つの密を徹底して避けるなど、社会の一員として、自分、そして社会を守るために役割を果たしてほしいとしている。