卸売業者「正当に裁かれて」

配送を依頼された人気ゲーム機「ニンテンドースイッチ」など約200点を持ち去り、売り飛ばしていた男。

FNNが入手した防犯カメラの映像には、男がゲーム機を堂々と運び出す様子が映っていた。

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11月1日、都内にあるゲーム機の卸売業者の倉庫に現れたのは、配送の依頼を受けた白いTシャツの男。

男が卸売業者のスタッフとともに荷物を次々と運び出し、車のトランクに積み込んでいく様子が映っている。

運び出された荷物は取引先の業者に配送される予定だったが、実際には配送されることはなく、男はそのまま姿を消した。

被害に遭った卸売業者:
取引先の方から(荷物が)届いていないという旨の連絡を受けて「おかしいぞ」となって、そこで初めて持ち逃げされたんじゃないかという疑念が生まれて、警察署に相談に行ったという感じです。やっぱり許せるものじゃないので、犯人は正当に裁かれていただきたいなと思います

相談を受けた警視庁は捜査を開始。

11月19日に茨城県内を走行していた男の車を発見し、追跡。千葉県内で身柄を確保したという。

逮捕されたのは、無職の峯村冬樹容疑者(50)。

逮捕容疑は、都内の卸売業者から「ニンテンドースイッチ」などのゲーム機約200点・580万円相当を持ち去った横領の疑いがもたれている。

契約ドライバーが容疑者に「配送の仕事持ちかけ」

一体どんな経緯で、峯村容疑者は大量のゲーム機を“横流し”したのか。

まず、ゲーム機の卸売業者は、貨物運送の契約をしているドライバーに、荷物を配送する仕事を依頼。しかしドライバーは配送当日に別の仕事があったため、1カ月ほど前に大田区のコンビニで知り合った峯村容疑者に配送の仕事を持ちかけたという。

その後、仕事を請け負うと約束した峯村容疑者は卸売業者に向かい、ゲーム機を車に積み込み、姿をくらませたという。

被害に遭った会社の携帯には、峯村容疑者が送信したと思われる「峯村の息子」を名乗る人物からの、その後の捜査の進展をうかがうメッセージが届いていた。

「峯村」を名乗る人物:
結局どうなったんですか?

被害に遭った会社:
どちら様でしょうか?

「峯村」を名乗る人物:
峯村です。峯村の息子なんですけど…

被害に遭った会社:
すでに警察に捜査資料も提供済みです。お返しいただけないので、こちらも色々と動いております

「峯村」を名乗る人物:
捕まってないんですか?

峯村容疑者は持ち去ったゲーム機について「仕事がなくてお金に困っていたので持ち逃げした。大量のゲーム機を売ればお金になると思った。秋葉原などにある買取業者に売った」と話しており、手にした金の使い道については「競馬に使った」と容疑を認めているという。

(「イット!」11月26日放送分より)