2021年6月、JR函館線の七飯~大沼間で保線作業用の車両がブレーキの利かない状態で走行した問題で、JR北海道は「車両の点検不備」が原因と結論づけました。

 問題があったのは「軌道モータカー」と、砕いた石を載せる「ミニホキ」と呼ばれる保線作業用の機械です。

 いずれも車輪にブレーキパッドを押し付けてスピードを調整する役割のシリンダーが伸びていたため、ブレーキ機能が著しく低下したと結論付けました。

 車両を使う際にシリンダーを毎回、確認していなかったことや、定期点検では本来と異なる値で測定していたため、機能の低下に気づけなかったということです。

 JR北海道は作業の手順書を作り直し、講習会の実施などを通じて社員教育をおこない、再発防止に努めるとしています。