事故が起きた現場(午前8時ごろ 東京・杉並区)
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この画像を見て頂きたい。奥に見えるのが、事故を起こした外国製の高級車、手前に見える赤い箱状のものが自動販売機だ。この車は、画像手前の右側からガードレールに突っ込み、自販機をなぎ倒しながら、歩道を10メートルほど暴走し、止まったという。

事故を起こした車を前から撮影した画像。大破しているのが分かる。

午前6時半すぎ、東京・杉並区和泉の環状七号線・外回りで「車がガードレールにぶつかった」と110番通報があった。車はガードレールにぶつかった後、自動販売機や街路樹をなぎ倒しながら、歩道を10メートルほど走り、止まったという。

無残にもなぎ倒された自動販売機。

”朝の環七”で飲酒運転 車が歩道に突っ込む

環状七号線といえば、都内でも交通量が多いことで知られる幹線道路だ。休日の朝とは言え、事故当時、現場付近では、かなりの車が行き交い、歩行者の姿も見られただろう。運転手を含め、けが人がいなかったのは幸いと言うほかない。

警視庁は、車を運転していた外国人の男(20代)を酒気帯び運転の現行犯で逮捕した。調べによると、事故を起こした車が、車線変更をする際に、隣を走っていた別の車と接触し、その弾みで歩道に突っ込んだとみられている。

飲酒運転の死亡率は8倍 ”危険性”の浸透を

この男が、酒を飲んだ直後に車を運転したのか、もしくは、前の日の酒が残った状態だった、いわゆる”二日酔い運転”だったのかは分かっていない。事故の状況を見る限り、飲酒の影響の他に、ある程度、スピードが出ていた可能性もある。

警察庁の過去のまとめによると、交通事故で死者が出る割合は、飲酒運転の場合の方が、それ以外の事故と比べて、およそ8倍も高いことが分かっている。飲酒運転が、重大な事故につながり易いことを意味する。

新型コロナウイルスよる行動制限が緩和された上、これから年末にかけて酒を飲む機会が増える。酒を飲んでハンドルを握る危険性を、さらに浸透させる必要がある。