大阪・大阪狭山市のスーパーで11月17日に起きた車の暴走事故。

この記事の画像(9枚)

過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕された横山孝容疑者(89)が、運転免許の返納について相談していたことが18日、FNNの取材で分かった。

その後の調べで、横山容疑者は当時の状況についてこう話しているという。

横山容疑者の供述:
ぶつかっていったん止まり、バックしてまたぶつかった。その後急発進してぶつかった

この事故で、岡田博行さん(87)が死亡。また、横山容疑者の妻など女性2人が重傷を負った。

岡田さんの遺族は無念の思いを明かした。

岡田さんの遺族:
まだ亡くなった実感はなく、もっと生きられたのにという悔しい気持ちばかりです

池袋暴走事故の遺族・松永さんも反応

この事故を受けて、ツイッターを更新したのは2019年に東京・池袋で起きた車の暴走事故の遺族・松永拓也さんだ。

胸が痛みます。踏み間違えと供述をしているとのこと 制度、技術、環境を改善し、こういった事故を防いでいかなくてはいけないと思います。(松永拓也さんツイッターより)

このツイートについて、松永さんはFNNの取材に「同様の事故が連日続いていて、今回も痛ましい事故なので発信しようと決めた」と話している。

事故を受けて免許返納を決断した人も

18日に東京・品川区の鮫洲運転免許本部を訪れると、大阪狭山市の事故を受けて、免許返納を決断した人の姿があった。話を聞いてみると…

運転免許返納に来た75歳男性:
まあそういうようなことも最近ありましてね。僕はまだ75歳なんだけども、きょうは運転免許証を返納したんですよ。(46年間運転してきたけど)思いっきり、やっぱり勇気はいりますよ

一方で、この男性の兄は都内には住んでおらず、車が容易には手放せない環境だという。

運転免許返納に来た75歳男性:
(兄は)83歳でちょっと田舎だから。(買い物など)用足しをするとかそういうことになると、(免許)返納は「地域の状況で考えられないな」とは言っていましたよ

高齢ドライバーの免許返納をさらに進めるには、自動車の技術開発とともに、自治体などによるサポート体制の拡充が求められる。

(「イット!」11月18日放送より)