茨城県古河市で、12日朝、自転車に乗っていた女子高生が、大型トラックにひかれ、意識不明の重体となった事故で、運転手の男が「左折時の確認が不十分だった」と話していることが分かった。

この事故は、午前8時すぎ、古河市東の交差点で、自転車に乗っていた女子高生が、左折してきたトラックに巻き込まれたもの。女子高生は、病院に搬送されたが、頭を強く打ち、意識不明の重体。通学途中だったとみられる。事故を起こしたのは12トンの大型トラック。

事故起きた現場(午後11時ごろ 茨城・古河市)
事故起きた現場(午後11時ごろ 茨城・古河市)
この記事の画像(18枚)

トラックを運転していた40代の男は、過失運転致傷の現行犯で逮捕された。調べに対して容疑を認め「左折時の確認が不十分だった」と供述しているという。当時、女子高生は、青信号で、横断歩道を渡っていたとみられる。

現場は、JR古河駅から500メートルほど離れた場所で、交通量も多い。警察は事故の状況などを詳しく調べている。

事故が起きた現場(午前10時半ごろ 茨城・古河市)
事故が起きた現場(午前10時半ごろ 茨城・古河市)
事故を起こしたトラックを調べる捜査員(12日午後 古河署)
事故を起こしたトラックを調べる捜査員(12日午後 古河署)
社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。