帰宅途中の女性 突然、背後から

9月22日夜10時半ごろ、東京・北区の路上。帰宅途中の20代の女性は、突然、両肩をつかまれた。その時は、友人か家族に呼び止められたと思ったそうだ。ところが、”両手”が、胸のあたりまで下りてきて、わしづかみにされる形となった。

逮捕された平野篤志容疑者(33)(10日 赤羽署)
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さらに4回ほど胸を揉まれたところで、女性は「犯罪に遭った」と気づいた。相手は男だ。力も強い。逃げようとしても逃げられない。やっとの思いで悲鳴をあげることができた。両手が離れて、男が走って逃げる気配がした。

逮捕されたのは中学校教師の男だった

この男が、9日、逮捕された。平野篤志容疑者、33歳。職業は、区立の中学校教師だ。逮捕容疑は強制わいせつ致傷。被害者の女性は、襲われた際、ひざなどに全治2週間のケガをしていた。

当時、平野容疑者は、自分の車を運転していた。そこで被害者を見かけた。面識のない女性だ。車で追いかけること数分間。女性が人気のない場所に入ったところで、車を降り、背後から近づき、犯行に及んだという。

警視庁赤羽署は、防犯カメラの画像解析などから、平野容疑者の犯行を特定した。

”人気のない路上”の犯行 余罪追及へ

平野容疑者は、車で付近を流しながら、女性を物色していた可能性もある。犯行現場から平野容疑者の自宅までは近い。周囲の防犯カメラには、車を乗り降りする様子もバッチリ捉えられていた。逮捕されるべくして、逮捕されたということだ。

中学校教師である平野容疑者は、調べに対して「職場でのストレスを発散させるために女性を襲った」と供述。付近では、6月にも、似たような人気のない場所で、10代の女性が、同じような手口で襲われている。平野容疑者は、この事件への関与もほのめかしているという。

調べに対して平野容疑者は「ストレス発散のために女性を襲った」と供述している