東地区首位を走る千葉ジェッツは滋賀レイクスターズに89-83で競り勝った。千葉は富樫勇樹(28)が無得点に封じ込められる中、西村文男(35)が16得点5アシストでチームをけん引した。

滋賀はエースの富樫勇樹に1人の選手がマンツーマンで徹底的にマークする「ボックスワン」で守り、ボールすら触らせない展開としていく。昨季の特別指定選手でルーキーの野本大智(23)の激しいディフェンスを前に富樫は3本のシュートを放ったのみで、無得点に沈んだ。

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千葉がとった滋賀のディフェンスへの対抗策は、控えのPGである西村を富樫と一緒にプレーさせることだった。

「勇樹にボールを持たせないディフェンスをされてる中で、他の4人でボールを回していいオフェンスが出来たところでリズムを掴めた」と西村。

司令塔がもう1人立つことで、ボールを持てない富樫に替わり西村が試合をコントロール、得点ペースを落とさせなかった。

第3クオーター終了間際に西村のディープスリーで68-68の同点とし、迎えた勝負の最終盤。 残り時間3分を切ったときだった。西村が実に5本目の3ポイントを決めて、87-80とリードを広げる。その後は滋賀の粘りを振り切った千葉が89-83で勝利。今季8勝目を挙げ東地区首位をキープした。

「向こうの勢いをどう止めるかを意識して頑張った。メディアから大ベテランと言われるが、まだまだ35歳、頑張れるぞとというところを見せたかった」と西村。

今季も“大ベテラン”がチームの窮地を救う。

千葉ジェッツ89-83滋賀レイクスターズ (船橋アリーナ・11月7日)

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。

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