3日に20歳の誕生日を迎えたばかりの“令和の怪物”がクライマックスシリーズ開幕投手の重圧をものともせず、堂々と投げ抜いた。

CS初戦は、ロッテが楽天に5-4でサヨナラ勝ちした。ロッテは先発した佐々木朗希の6回4安打10奪三振1失点の好投が報われた。

初回、2番の岡島豪郎に対してプロ入り最速の159キロをマーク。その後フォークで空振り三振を奪うと、続く3番・浅村栄斗にも159キロを連発し、見逃し三振に仕留めた。  

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2回、自らの失策から失点するもすぐに切り替えた。辰己涼介を2球で追い込み、最後はフォークを外角に落として見逃し三振にきった。

味方打線が逆転した4回は先頭・茂木栄五郎をフォークで空振り三振に。この回をテンポ良く3者凡退で抑えると、6回まで96球を投げ、失点は自らの一塁悪送球による1点のみだった。

球数は96球、そのうちストレートが63球、フォークが28球、スライダーはわずか5球とほぼストレートとフォークだけ。190センチの長身から投げ下ろすボールにはストレート、フォークともに角度があるうえ、速度も10キロほどしか変わらない。

救援陣が1度逆転を許して勝利投手にはなれなかったものの、同期入団の佐藤都志也(23)のサヨナラ勝利でチームは勝った。次のファイナルステージでの登板を信じ、その日を待つ。

クライマックスシリーズ1stステージ第1戦
ロッテ 5ー4 楽天
(6日・ZOZOマリン)

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。

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