鹿児島県の薩摩半島に位置する日置市吹上町。


大海の水平線が広がり、自然豊かなこの土地で、3世紀にもわたって酒造りを行ってきたのが西酒造です。

酒造りの職人による「こだわり」や自然が導く「ことわり」など、薩摩の大地に根を下ろし、いつの時代も鹿児島の風土と向き合い、“一酒一魂”の精神で酒造りに取り組んできました。


そんな西酒造ですが、今年11月に新たな挑戦を始めます。

それが、蔵人しか味わえなかった秘伝のお酒を販売するECサイト「蔵直CLUB」です。


これまでワインの「URLAR」や日本酒の「天賦」、焼酎の「宝山」など、数々の逸品を生み出してきた西酒造。

蔵直CLUB限定で販売するお酒にはどのような想いが込められているのか。また、商品開発において創意工夫していることは何なのか。


西酒造の8代目蔵元である西 陽一郎さんにお話を伺いました。

農業に軸足を置いた酒造りに創業以来こだわっている

西酒造は江戸末期の弘化2年に、初代蔵元である西 助左衛門が創業しました。


以来、酒の旨さを左右する畑の土壌や気候など、薩摩の大地が育む自然の恵みに敬意を表しながら、農業に軸足を置いた酒造りを脈々と受け継いできています。

「酒造りは農業のようなものだと考えています。旨い酒を造るための知恵や技術も必要ですが、まずは農業を知り尽くし、敬意を払うことから始めなければならない。農業の豊かさを伝えることも、我々酒造の使命だと思いながら、日々酒造りに励んでいます」


薩摩に根付く芋焼酎文化の伝統を守り、宝山ブランドの焼酎を長年の間、消費者に届けてきたなか、2019年からは焼酎を始め、ウイスキーや日本酒、ワインといった他のお酒カテゴリーにも業容を広げています。


こうしたカテゴリーの拡充を図ったのは「ずっと焼酎以外のお酒も作りたいと思っていた」と西さんは語ります。


「日本酒作りに必要な国税庁の認可が一昨年に降りたことで、ようやく念願かなって蔵元初となる日本酒を世に出すことができました。合わせて、ワインやウイスキーなども販売することで、より多くのお客様に西酒造の酒造りを伝えたいという思いから、商品のラインナップを拡大してきたのです」

旨いお酒を追求するために「挑戦」を厭わない

西酒造の行動理念のひとつに「挑戦」があります。

情熱や誇り、執念を持ち、真摯に取り組む気概を大切に、何事にも果敢に挑んでいくこと。


お客様がお酒に求めるものは、時代の変遷とともに移ろいでいきます。


消費志向を抑え、西酒造から届けられる付加価値は何か。

信じて頼られる存在になるためにすべきことはどのようなことか。


常に、いかなる時でも挑戦する気持ちを忘れずに酒造りを行っているとのことです。


「私はもともと東京農業大学の醸造学科で学んでいたこともあり、再現性を持った酒造りを心がけています。焼酎開発の研究室には成分を定量的に分析できる高性能な機械を導入し、味や香りを定量的に分析できる環境を作ることで、蔵人の感覚的に寄らないバランスの取れた酒造りを行っています。お客様に求められるお酒を追求するために、挑戦し続ける心は忘れません」

蔵人しか味を知らない希少なお酒をお客様へ届けたい

こうしたなか、創業以来初めてのECサイト「蔵直CLUB」を立ち上げました。

蔵と飲み手を直接繋ぐというコンセプトのもと、まだ蔵人しか味わったことのないお酒を、お客様に手に取ってもらいたいという背景からオープンする運びになったそうですが、「コロナ禍でオンラインが注目されているから立ち上げたのではなく、純粋に高品質で希少なお酒を届けたいという想いがある」と西さんは話します。


「これまで、原料となる農作物の旬の時期や、醸造過程のデリケートさからごく少量しか造ることができずに、市場に出せないお酒が数々ありました。市場に出回らない、いわば門外不出の秘伝のお酒をどうしたらお客様の元へ届けられるかと、10年近く試行錯誤を重ね、今回のECサイト立ち上げと第1弾の焼酎『No.001 HONKAKU SHOCHU』を発売するに至ったのです」

酒造りの常識を覆した珠玉のお酒ブランド「別誂」

蔵人のみが知る希少な原料と、数量限定で再販はしないデリケートな醸造方法など、既存の酒造りの常識を覆す考え方を起点に、蔵直CLUBで販売するお酒は、全ての工程を “別に誂(あつら)えた”特別なお酒を取り扱うとのこと。


その記念すべき第1弾の商品がNo.001 HONKAKU SHOCHUになります。

蔵人が本気で生み出した焼酎と言える商品で、数量は1,000本限定。


通常の焼酎造りにおける芋の栽培から蒸留までの工程とは一線を画し、

手間暇かけて仕上げた珠玉の一品となっています。


「お酒はある種、原料ありきのところがあります。今まで色々な作物を栽培して試してきたなかで、タマアカネというオレンジ色をしている芋の品種に行き着きました。アプリコットやマンゴーなどのトロピカルフルーツに似た、ふくよかで甘い香りが特徴で、オーダーメイドに近い形での工程を経て作られた芋焼酎は、新鮮な野菜のような爽やかさとすっきりとした甘みが際立った、今までにない味を楽しめます」

酒造りの工程から包装に至るまで丹精込めた商品を展開

また、本商品を開発するにあたってのエピソードについて、西さんは次のように振り返ります。


「当然、他のお酒とは別に誂えるわけなので、管理はとても大変でした。通常の芋の収穫時期はある程度決まっていますが、タマアカネについては毎日畑に行って芋の状態を目で確かめ、収穫時期を見極める必要性がありました。タマアカネの主成分であるβ-イオノンの含有量が増えているかなど、研究室に持ち帰っては逐一確認するにしていました。ただ、これだけ特別な仕込みを重ね、別に誂えたからこそ、『西酒造の蔵人の英知が集結したもの』に仕上がっていますので、ぜひその味を嗜んでいただきたいと思っています」


また、数量限定で希少なお酒ゆえに、商品を包むパッケージにもこだわりを持っているそうです。















































「焼酎を入れる大きな箱に、和紙の袋で真空パックしているのですが、これは『鹿児島の空気を入れてお客様に届ける』という意味を込めています。

たとえ離れていても、薩摩の大地を感じ、西酒造の酒造りにかける心意気を感じ取ってもらえたらと思い、包装にもこだわりました」


そして、ECサイトを構築する上で大変だったことについても、「納得のいく形になるまで、話し合いを重ねた」とし、次のように説明します。


「酒屋でお客様と対面で説明するのとは違い、写真や文章だけでお酒の魅力が伝わり、『買いたい』『飲みたい』と思ってもらうにはどうしたらいいか。というのを考えるのに苦労しました。今回発売する『別誂』の世界観の魅せ方など、議論を重ねながら作ったので、その辺りも含めて見ていただけたら嬉しいですね」

焼酎以外にも「別誂」ならではのお酒を発売予定

蔵人のみが知る、希少なお酒。


世に出回らなかったものだからこそ、今回発売する「別誂」ブランドへの感慨もひとしおなのではと思います。


匠の技術と、自然の恵みがもたらす秀逸の商品は、美味しさの別次元を体験できることでしょう。



最後に、今後の展望について西さんに伺いました。

「第1弾の焼酎につき、第2弾は樽を熟成する前の蒸留を終えたウイスキー原酒である「ニューポット」を予定しています。その後も日本酒やワインなど、『別誂』ならではの商品を蔵直CLUBを通して展開していきますので、ご期待いただければと思います。また、焼酎かすを使った豚肉など、お酒の原料を使った食品もECで販売していき、さらなる業容拡大も見込んでいますので、これからもお客様にご支援、ご愛顧いただけるように挑戦していきたい」


【西酒造とは】

西酒造は、1845 年の創業以来、 3 世紀に渡り薩摩の大地の豊かさに支えられて酒造りを続けている蔵元です。

目には見えない小さな命たちが持つ発酵の力を借りて、自然の恵みを美味しいお酒として醸していくこと。

すべての酒造りで、その思いは変わることがありません。


【主なブランド 】

●GLADSTONE URLAR

ブランドサイト

https://urlar.co.nz/japan/

●日本酒

天賦

ブランドサイト

https://www.nishi-shuzo.co.jp/tenbu/

●焼酎

宝山

ブランドサイト

https://www.nishi-shuzo.co.jp/houzan/

●御岳蒸留所

ブランドサイト

https://www.nishi-shuzo.co.jp/ontake/


【会社概要 】

会社名

:西酒造株式会社

代表取締役

:西 陽一郎

所在地

:〒 899 3309 鹿児島県日置市吹上町与倉 4970 17

創業

:弘化 2 年( 1845 年)

事業内容

:本格焼酎・日本酒・ウイスキー・ワイン・リキュール・スピリッツの製造販売

公式

HP https://www.nishi-shuzo.co.jp/

公式

EC サイト https://kurachoku-club.shop/

公式

Instagram https://www.instagram.com/kurachoku_club/




行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。