コロナ禍での暮らし、そして日本の未来を左右する衆議院選挙。

当落判定の任務にあたっているフジテレビ政治部長・松山俊行解説委員が、どんな波乱があったのか伝える。

橋下徹氏「松山さん、今回の選挙結果ですが、最初のメディアの予想とは違って、ふたを開けてみれば自民党、勝ちじゃないですか」

松山解説委員「事前の予想では、自民党が単独で過半数233議席いくかどうかというのが最大の焦点でしたが、いざ開票が進むと、やはり、おそらくどこのメディアもここまで自民党が議席を伸ばしてくるとはなかなか想像つかなかったところだと思うんですが、やはり1対1、与野党で1対1の構図になっている選挙区というのが135ぐらいありました。そこの一騎打ちの構図になっている選挙区で、ことごとく自民党の候補が最後は競り勝って、粘り強く勝ってきたという構図が見て取れます。あと、与党系と立憲民主党を中心とした野党系、日本維新の会の三つどもえの構図になっている選挙区も69あったんですけれども、その中でも与野党、激しい戦いの末、自民党が勝っていたり維新が勝っていたりという構図になっている選挙区がかなり出てきている形で、維新がかなり議席を伸ばして躍進している構図も見えますが、そうしたことを考えて、相対的に見ると自民は想像以上に議席を伸ばして、250を超えてくるだろうという見通しになっています」

橋下氏「立憲民主党の伸びはどうでしたか?」

松山解説委員「当初、解散前議席110を伸ばしてくるという見通しでしたが、いざ、一騎打ちの選挙区で、ことごとく自民党の候補に負けている選挙区が出てきたので、今86当確が出ていますが、残りの議席数を考えると、これまでの110議席を割り込むこともじゅうぶん考えられるという状況になってきています。あと、自民党では当初から自民党がかなり苦戦しそうという見通しがここ数日、流れていたわけですけれども、そこで最後に巻き返しというか、組織力をかなり働かせて動員をかけたり、そうした形で、激しいてこ入れを行っていたような形跡があります。そうしたことで最後、ある程度ベテラン議員でかなり今回、退場になってしまうのではないかと言われていた議員でも、最後の最後で競り勝って当確を勝ち取ったケースが幾つかありました。このあたりは自民党の組織力の差かなという感じがします」