3月中旬、2019年の1年間にオープンやリニューアルした全国のスーパーなどから“最強ストア”が発表!その名も「STORE OF THE YEAR 2020」

雑誌「ダイヤモンド・チェーンストア」大宮弓絵記者:
斬新なコンセプトを持つ店舗が多くランクインしました。

ランクインした店には、商品がもらえる「じゃんけん大会」や、まるで雑誌コーナーのような食品売り場など、実にさまざまなこだわりがあった。

今回の「スゴ撮」は、スーパーマーケットの業界関係者が選んだ“最強ストア”の魅力を調査する。

手間・人件費削減で安さを追求

STORE OF THE YEAR 2020の第4位に選ばれたのは、「Big-A 足立扇店(東京・足立区)」

受賞の理由は、24時間営業で利便性が高い点や通路が広く買い物がしやすい点。

中でも特に評価されたのは…

毎日利用する客:
こんなに安いお店はBig-Aしかないと思います。

野菜コーナーでその安さを見てみると、長さ30cm以上の大きくて新鮮な大根が、近隣スーパー10店舗の平均価格は129円であったのに対し(3月20日時点 ※めざまし調べ)、Big-Aでは93円で販売されていた。

レタスとキャベツも1個93円。近隣スーパーの平均価格より、どちらも50円近く安かった。(近隣スーパー10店舗の平均価格:レタス137円、キャベツ144円 ※3月20日時点 めざまし調べ)

ブロッコリーにいたっては、近隣スーパーの平均価格が 174円だったのに対して、(3月20日時点 ※めざまし調べ)、Big-Aでは93円とほぼ半額の安さ。

ここまで安く販売できる秘密とは?

Big-A 三浦弘社長:
できる限り人手をかけないということで、その人手をかける数秒のところの積み上げが、ローコスト・コスト削減につながっていると思っています。

例えば、段ボールをそのまま陳列に使うことで、商品を1つずつ並べるという手間を省き、コストを削減。

また、プライベートブランドの人気商品には1周にわたってバーコードが付けられている。これは、360度どこをかざしてもスキャンできるバーコード。

レジを通す時間を短くすることで人件費を抑えることができ、その分、商品を安く販売できるのだという。

ドラッグストアも初ランクイン

続いて第3位は、「杏林堂ドラッグストア 小松店(静岡・浜松市)」

こちらは「調剤併設型ドラッグストア」で、生鮮食品にも力を入れているのが特徴。薬を調剤してもらっている間にまとめて買い物できることが評価され、ドラッグストアとしては初の3位に選ばれた。

“立体陳列”で注目度アップ 書店のようなコーナーも

そして、第2位は「ライフ 桜新町店(東京・世田谷区)」

一般的なスーパーの約3倍にあたる3万3000品目の商品を取り扱うこの店。さらに注目されているのが…

週1回利用する客:
他のスーパーと違う配置であったり、欲しいもの以外にも買いたくなる配置だなと。

特徴は商品の並べ方。そこで、どんなディスプレイなのかをスゴ撮。寿司を補充するスタッフを見てみると…

店員:
商品をよりお客様に魅力的にお伝えするために、1段上げて立体的に見せております。

商品はバラバラな向きに並べられ、その中央にはもう1段高い場所に商品が陳列されていた。

これにより、オススメの商品がお客さんにひと目でわかるようになっているのだ。

穴子や寿司のセットも1段上げて立体的に。肉もバラバラに陳列され、オススメ商品が1段高く上げられてすぐにわかるようになっている。

ソフトクリームもお客さんから見えやすいように直立させてディスプレイ。

さらにこちらは、雑誌売り場と思いきや…

約150種類のレトルトカレーが、本に見立てて陳列されていた。

また、無農薬の有機食品やヴィーガン向けの商品などにも対応している。

子供も大人も大盛り上がり!楽しさテーマパーク級

そして、栄えある全国の第1位は「サミットストア テラスモール松戸店(千葉・松戸市)」。
1位に選ばれた理由の1つが…

利用客:
アミューズメントパーク、テーマパークみたいな感じです。とても楽しく買い物ができます。

一体どこがアミューズメントパークなのか?店内を見渡すと目に付くのが、売り場のすぐ上に設置された縦 約1m20cm、横10mほどの巨大なモニター。画面には季節を感じさせる映像が流れている。

さらに…

井上清華アナウンサー:
「おためし下さい」と書いてあります!

その日の試食メニューが一堂に会した、まさに試食のテーマパーク。取材した日は、店内のベーカリーで焼き上げた「生食パン」や 「肉餃子味のポテトチップス」など、約6種類の興味をそそられるメニューが用意されていた。

また、子供たちをよろこばせるこんな仕掛けも。

店員:
絵描くの好き?

女の子:
飛び跳ねてよろこぶ)大好き

店員:
じゃあ、ここにかわいいの描いて、今度持ってきてくれる?

これは、絵を描いてお店に渡すと、おもちゃがもらえるというサービス。

さらに、この店の目玉となるイベントが、2週間に1度開催される「本マグロの解体ショー」。
中でもこの日、最も盛り上がっていたのが…

店員:
最初はグー!じゃんけんぽい!

客たち:
わぁ~!

青果コーナーで行われていた「じゃんけん大会」だ。

この日は、勝ち残った3人が1パック498円(税別)の福岡県産「博多あまおう」を獲得。

女性客:
あまおうゲットしました!うれしいです!

男性客:
(子供と)一緒にできるイベントがあると、買い物も楽しめたりして、とてもいいと思います。

ランキングを発表した「ダイヤモンド・チェーンストア」誌の記者によると、ネット通販との競争が激化する中で、いかに来店してもらえる商品を提供できるかが、今後のスーパーにとってのポイントだという。

(「めざましテレビ」『スゴ撮』3月23日放送分より)