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21年5月、福岡市早良区で、自転車に乗っていた男子中学生を車ではねて死亡させた、過失運転致死の罪に問われている、山田穣(じょう)被告、57歳。

5月に連行された際、山田被告は、取材に対して無言だった。 

あの事故から半年近くが経ったきょう、福岡地裁で初公判が開かれ、山田被告は、起訴内容を認めた。起訴状などによると、山田被告は21年5月、福岡市早良区で制限速度を30キロ超える時速80キロで走行。

自転車に乗り、友人と道路を横断していた中学3年の男子生徒を車ではね死亡させたとされている。逮捕前の直撃取材に対し、山田被告は、スピードは出していなかったと答えていた。

  記者:何キロぐらい出していた?
山田被告:スピードメーターを見て走っているわけじゃないので、制限速度をちょっと超える50~60キロだと思います。

しかし周囲では、事故を起こす以前から“危険な運転”を繰り返す様子が目撃されていた。スペースをはみ出して駐車している黒い乗用車。山田被告が乗る車だ。急発進する様子を目撃した子どもは「危ないね。ルール違反だね」などと話していた。

また、別の日には、当時、山田被告が乗っていた高級スポーツカーと同じナンバーの車が、ウインカーを出すことなく交差点内で進路変更。そのまま猛スピードで走り去って行く様子も・・・。山田被告は危険な行為を日常的に繰り返していたとみられている。

きょうの初公判では検察側も、「日頃から激しくクラクションを鳴らすなどの運転をしていた」「事故当時も制限速度を大きく超えていた」などと山田被告の危険な運転について指摘した。

(「イット!」10月26日放送分より)