熊谷・27歳女性殺害 事件から1ヶ月半で急展開

9月、埼玉県・熊谷市のアパートで、ひとり暮らしの宮崎英美さん(27)が、何者かに殺害された事件。警察は捜査本部を設置し、犯人の行方を追ってきたが、有力な手がかりはなかった。

しかし、事件発生から1カ月半が経った10月21日、事件は大きく動いた。

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埼玉県警の逮捕会見:
女性殺人事件について、冨田賢容疑者・32歳の犯行と断定し、本日午前11時38分、所沢警察署において、殺人容疑で通常逮捕しました

殺人の疑いで逮捕されたのは、東京・東村山市の派遣社員・冨田賢容疑者(32)。容疑者逮捕の知らせを受け、宮崎さんの姉がFNNの取材に応じた。

被害者の姉の悲痛な叫び『怒りでしかない』

殺害された宮崎英美さんの姉:
捕まったと聞いて、ホッとはしてないですね。捕まったからって、ホッとはしていないです

逮捕された容疑者には何を思うのか?

殺害された宮崎英美さんの姉
何で、そういう状況になってしまったとか。罪になるようなことを、してはいけないことを、何でしたのか。(容疑者に対して)怒りでしかないですし…

『布団の上で冷たくなっている』知人の110番で事件発覚

事件発覚のキッカケは、知人男性からの『(宮崎さん)が布団の上で冷たくなっている』との110番通報だった。この男性は、宮崎さんと連絡が取れなくなったことを心配して、自宅を訪れていた。

発見時、宮崎さんは服を着た状態で布団の上に倒れ、すでに死亡していた。死因は窒息死。首に絞められたような痕があったことから、警察は殺人事件とみて捜査を始めた。

部屋の中に荒らされた形跡や、宮崎さんが抵抗した形跡はなく、警察は、交友関係への聞き込みを進めるとともに、アパート周辺の防犯カメラなどを分析。アパートに出入りした人物の特定を進めていた。

被害者と容疑者はSNSを通じて知り合ったか

その結果、現場周辺の防犯カメラとドライブレコーダーの映像から、冨田容疑者が乗っていた車両が確認され、きょうの逮捕へと事件は大きく動いた。2人はSNSを通じて知り合ったとみられているが、詳しい間柄については捜査中だ。

『助けられなくて、ごめんね』被害者の姉が涙で語る

宮崎さんの死から1カ月半。姉の心は、今も揺れ続けている。

殺害された宮崎英美さんの姉:
妹に声をかけるとしたら『ごめんね』しか言いようがないですね、妹に対しては。本当に苦しかったと思うし、助けてあげたかったけど助けられなかったから申し訳ないなと…

調べに対して、冨田容疑者は「殺していない」と容疑を否認。

警察は殺害に至った経緯と動機について厳しく追及している。

(「イット!」10月21日放送より)