「本人が悪い」祖父が胸中語る

18日午前9時前、神奈川署から送検された金髪の男は、カメラに気付くと顔を伏せ、車に乗り込んだ。
見ず知らずの女子大生に対する性的暴行の疑いで逮捕・送検された慶應大学経済学部2年の渡辺陽太容疑者(22)だ。

甘いマスクに180cmを超える身長。2016年のミスター慶應コンテストでは、ファイナリストに選ばれた。
今回の逮捕を受け、渡辺容疑者の祖父がカメラなしという条件でフジテレビの独自取材に応じ、苦しい胸の内を明かした。

「昨日夕方、息子(渡辺容疑者の父)から(逮捕されたと)電話があり、びっくりした。被害者に申し訳ない」

おじいちゃん孝行をしたいと出場を決めた一昨年のミスター慶應コンテスト。

渡辺容疑者は、「応募のきかっけとしては、一番大きいのはおじいちゃん孝行ですね。おじいちゃんは、僕が慶応大学に進学することを決めてから『慶応に入るなら石原裕次郎みたいになれ』と発破をかけてきて。ミスター慶応にエントリーして挑戦するということが、おじいちゃんの期待に応えることに近いニュアンスがあるんじゃないかと思って」と応募動機を語っていた。

しかし、その祖父は「懲役いったほうがいい。(渡辺容疑者には)もう会いたくない。孫は(まもなく)23になるから、本人が悪いから」と話した。

「酔うと人が変わったように暴れる」学内でも噂になっていた“裏の顔”

祖父の期待を裏切る事件は、9月29日に起きた。
午前4時ごろ、渡辺容疑者は、横浜市の路上で酩酊状態となっていた19歳の女子大生を近くのビルに連れ込み、性的暴行を加えた疑いが持たれている。

その後、女子大生をタクシーに乗せると、現場からおよそ150m先に移動。
今度は、路上で女子大生のおなかを蹴っていたというのだ。
その様子を通行人が目撃し、通報。警察官が駆け付け、事件が発覚した。

警察の調べに対し、渡辺容疑者は「酔っていたので今は覚えていません」と供述し、容疑を否認。
一体、どのような人物なのだろうか。

その大学生活を大学の友人が語った。
「好青年って感じだったんですけど、(最近は)授業にも来てなくて、単位とかも全然取得できてなかった。女の子とよくいるイメージは正直ありました」

さらに、こんな一面も…「酔うと机をバンバン叩いたり、人が変わったように暴れる」
別の慶応大学生からも「飲まない女性にビンを投げつけるみたいなのは、聞いたことがあります」という話が聞かれた。

当時も「酒に酔っていた」と供述している渡辺容疑者。
警察は、女子大生との間に面識はなく、路上で遭遇した直後に暴行に及んだとみて捜査している。

ミスター慶応コンテストの紹介映像では、「人を喜ばせることに貢献できたらいいなと考えています」と語っていた渡辺容疑者の爽やかな笑顔に隠されていた裏の顔。
今回の事件について、慶應大学は「本学としては大変遺憾です。今後、事実関係を確認して厳正に対処していきます」とコメントしている。

(「プライムニュース イブニング」10月18日放送分より)